風ニ負ケヌ草トナリ、雨ニ負ケヌ花ヲ咲カセル。私ハソンナ人間デアリタイ。


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本当に美しい女性とは…心のありよう

 中学生くらいの娘を連れた女性が電車でスニーカーの靴紐がほどけて20㎝ほど引きずっている。心の優しいオイラは小さな声でそっと教えてあげた。「ほどけてま…」なんとこちらの言葉が終わらないうちに「わかってますから」とこちらを睨み付けるように不機嫌に言われた。いやはや、このお母さん、どこか虫の居所が悪かったのだろうか。これから遠くへ出張しようという朝にぐったりする出来事だった。

 でも、そんなオイラの人生にもいいこともたくさんある。うん、何といっても今月は素敵な美しい女性にたくさん会えた。どうして素敵で美しいかというと、みな心のありようが素晴らしいのだ。勉強会やセミナーに積極的に自ら望んで参加しようという女性は、みな美しいという法則を、長年の経験でオイラは知っている。なぜか?

 それは、一言でいうと向上心。身も心も美しくありたい、と願う気持ちが行動に表れている。だから、大人になっても勉強しようという女性は、それによってますます磨きがかかりさらに心が美しくなっていく。もちろん、ほどけた靴紐を引きずっていたりなんてありえない。そんな素敵な女性には、そこいらのグータラ親父やノー天気青年は絶対かなわない。かく言うオイラもだが…。
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身も心もとびきり美しい人は字も美しい。いただいたセミナーお礼の葉書に心ときめきました!


# by masami_ws | 2016-11-22 06:00 | 直球勝負!

電車で化粧問題…寛容でありたい歳になりました

 このところ話題の「電車で化粧はマナー違反」という東急の広告の是非について、ネット上でも賛否両論が繰り広げられている。

 賛成派は男性に多いような気がするが、こういう人に限って電車で化粧をするなと言いながら、女はすっぴんで会社に来るな、などと言いそうな気がする。

 一方、反対派は化粧することで何か迷惑をかけているか、と気色ばむ。確かにその通りだが、誰かが不快に感じたらそれはやっぱり迷惑ではないか、とは考えないのだろうか。

 そこで賛成派には想像してほしい。電車の中で化粧している目の前の女性は、育児に追われる働く母親であったり、家で親の介護をしながらアルバイト先に向かう学生かもしれないということを。

 また、反対派にも考えてほしい。世の中には、女性が目の前で化粧をするのを見ると、男性が目の前で鼻くそをほじっているとか、電気カミソリでヒゲをそり始めたというのと同じように不快に感じる人もいるということを。

 とかく寛容さが失われがちなネット社会、匿名性がついつい発言の過激さを助長しがちだが、過去の言動も含めオイラも反省。何事にも寛容でありたい、と願う歳になりました。
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# by masami_ws | 2016-10-27 11:05 | 今夜はスローカーブ

経営というコマの心棒

 今月の日経、私の履歴書はとても読み応えがある。安部会長と同様、若い頃ミュージシャンだったオイラは、なんとなく同じ匂いを感じていたのだが、実際にはモノが違う。いつお見かけしても、ミュージシャンの面影はある。プロになっていたとしてもそれなりのアーティストになっていたはずだ。ということで、今月12日の「今週の朝礼」を転載します。
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今週の朝礼「経営というコマの心棒」2016.9.12.
 日経新聞の名物連載記事「私の履歴書」、今月は𠮷野家ホールディングスの安部修仁会長で、さすがに序盤から中々面白く読める内容です。ミュージシャンを目指して九州から上京、たまたまアルバイトで入った𠮷野家で今日に至るまでの物語、いよいよ楽しみです。

 𠮷野家は明治
32(1899) 日本橋にあった魚河岸で創業、その後、関東大震災で市場と共に築地へ移転しました。当時、食べ物を扱う味のプロたちを主要客とするこの店は「うまい、早い」を宣伝文句に、毎日食べても飽きないことが売りだったようです。

 1960
年代後半からアメリカ流のチェーンストア理論に触れた経営陣は、この店の多店舗展開に乗り出します。プロが認める味ですから売れないわけがない、どんどん店舗を増やしあっと言う間に日本流ファストフードとして急激な全国展開を成功させました。

 この当時のキャッチフレーズは創業当初の「うまい、早い」から「早い、うまい、安い」と変わります。しかし、この「うまい」を最優先しなかったことが、粉末つゆとフリーズドライ肉の使用という失敗につながったのかも知れません。客離れが起こったのです。

 その結果、
1980年同社は会社更生法を申請、一度は倒産の憂き目に遭いますが、幹部社員であった安部・現会長らの努力で見事に復活します。このときの合言葉は「うまい、早い、安い」でした。「うまい」が一番目に復帰、まさに原点に回帰したとも言えます。

 2000
年代からは「うまい、安い、早い」となり、「安い」と「早い」が入れ替わったものの、やはり「うまい」が一番アタマについています。2004年のBSE騒動で牛丼販売を休止したのも「うまい」牛丼が作れなければ売らないという信念があったからです。

 𠮷野家の成功と失敗を見るとき、経営で最も大事なことは何か、ということを教えてくれているような気がします。お客様に「うまい」と言っていただくこと、お客様第一主義が全ての商売の原点にあり、それを忘れた時に落とし穴があるということです。

 豊洲移転問題に揺れる現在の築地市場ですが、場内の一角には今も𠮷野家一号店が営業しています。毎日、相変わらず市場関係者、仲買人、仕入れに来た飲食店従業員などで賑わっているこの店は、まさに𠮷野家の出発点です。

 経営というコマにおいては、環境の変化に対応して常に回転させなければならない回転面がある一方で、絶対ぶれてはいけない心棒があります。そうした意味でも「うまい」という心棒を中心に回り続ける𠮷野家にこれからも大いに注目したいと思うのです。

# by masami_ws | 2016-09-29 22:56 | 乾杯!

営業マンが絶対に伝えるべきこと

 住宅営業マンがお客様に絶対に伝えなければいけないことがある。それは、お客様は家というモノを買うのではなくそこに住まう時間を買うのだということ。例えば仮にこれから50年住む家の入居が1年先になると2%、2000万の住宅なら40万円もお客様が損をする。そのように実は時間の経過と共にどんどん損をして行くことを教えられないなら営業マン失格だ。

 「子どもに手がかからなくなってから」「金利が下がるのを待って」「余裕が出来てから」などと言っている悠長なお客様には「お客様のご家庭はサザエさんちですか?」と訊かなければいけない。サザエさんやちびまる子ちゃんの世界では、時は止まったままで誰も歳を取らないし死ぬこともない。しかし残念ながら、私たちが住んでいる世界はサザエさんの世界ではない

 同じことは教育にも言える。子どもの教育なら、例えば受験という関門があるので、塾に通わせるとか家で猛勉強させるなどタイミングを逸してはならない場面がある。教育に待った無しだということは誰でもわかる。勉強すべき時にサボって浪人や留年すれば、社会人としてのスタートは確実に1年遅れる。現役50年としてやはり2%の損だ。    

 ところが社員教育ということでは、その時間の損失が忘れられていることが多い。優先順位の完全な間違いなのだが、業務が忙しい、売上げや利益が先だ、余裕がない、本人にやる気がないなど、一見もっともな理由を上げて結局、教育が後回しとなり、しまいには忘れ去られて行く。すぐに社員教育に手を付けられない正当な理由は、子どもが勉強したくない言い訳同様、いくらでもあるのだ。

 しかし、それにぐずぐずと手を付けないでいることが、どれほどの損失か経営者は気付かねばならない。我が子の教育には熱心な経営者が、社員の教育を疎かにするのは残念なことだ。
成長企業が成長のためにもっとも優先していることは人財の育成だ。その優先順位を間違っていない経営こそが生き残る経営なのだから。

全国で数々の成長企業を生んできた「BIB経営幹部育成講座」 東京第15期募集中です!!詳しくはコチラ
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# by masami_ws | 2016-09-28 11:25 | 直球勝負!

大人なら大人にしかできない楽しみを持て

 世界には、スマホ片手に都会の街をうろつき、ポケモンを探し回る大人もいれば、自動小銃片手に戦場を駆け、食糧を探し回る少年兵もいる。平和はいいことだが、大人が大人ではなくなる平和って何だろうと思う。

 ということで、今時こんなをこと言うとつまらないオッサンだと言われることを覚悟で、昨日の「今週の朝礼」を掲載します。

この山の頂上にも、なんと皇居にもポケモンはいるらしい。いやはやいやはや、なんだかなあ。
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今週の朝礼「大人なら大人にしかできない楽しみを持て」
 ポケモンGOというネットゲームがついに日本に入ってきてブームになっているようです。皆さんの中で、既にインストールした人はどれくらいいるでしょうか。ただ、ニュースでスマホ片手に色々な場所を歩き回る人たちを見るとちょっと奇妙な感じがします。

 これから子供の夏休みの思い出は、野山での昆虫採集ではなく都会でのポケモン採集になるのかもしれないと思うと複雑な思いもします。しかし一方では、夢のある未来的な遊びとも言えるので、人間の創造性の賜物と称賛すべきところもあるのかもしれません。

 それはさておき、ここからはごくつまらない大人な話をしますが、結論から言うとスマホなどのゲームは大人になったらほどほどに、ということです。これは少年漫画についても言えることですが、子供向けのものはあくまでも子供向けのものと思うのが普通です。

 通勤電車でいい歳をしたオッサンが堂々と少年ジャンプを発売日に夢中で読んでいる。または、日経新聞を読んでいる。皆さんが、ああこの人は大人だな、と思うのは普通どちらでしょう。子供心は忘れてはいけませんが、幼稚なままでいろということではありません。

  少年漫画は、大人になる前に人生をさまざまに疑似体験させてくれる通過儀礼として意味のある物です。「友情」「努力」「勝利」をキーワードとした少年ジャンプ的世界観は、今の日本の社会を健全に支えてくれている精神的バックボーンでもあります。

 また、ゲームもストレス発散という意味では時に役に立つものかもしれません。疑似体験で悪者をやっつけるとか、小さな達成感を得るという体験は悪いことではありません。ただ大人には、本当に倒すべき相手や達成すべきことが現実にあることを忘れてはいけません。

  もう大人なら、息子の買った漫画やゲームをこっそり楽しむくらいにしてほしいのです。いい大人が、少年ジャンプの発売日を心待ちにしている姿、人目も気にせずスマホのゲームに血眼になって熱中している姿。これらは、大人の美意識としてどうでしょうか。

 大人の美意識という言葉に抵抗があれば、例えばそれがビジネスの相手だったり、自分の大きな買い物をするときの営業マンだとしたらどうでしょう。お客の見てないところでは、暇さえあれば漫画やゲームに熱中している、そんな人をあなたは信頼しますか。

 よもや仕事中にゲームをする不届き者は会社にはいないと信じていますが、ポケモンなども話題にとどめて、いい大人がのめりこむようなことのないようくれぐれもお願いしたいと思います。大人なら大人にしか出来ない楽しみを見つけてほしいと思うのです。

# by masami_ws | 2016-07-26 06:30 | 内角高め158㎞

難事に接してわかる日本人の真価

 毎週月曜早朝、特定の方だけに配信している「今週の朝礼」を今日は鎮魂の祈りを込めて、転載致します。



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 バングラデシュの首都ダッカで起こったテロ事件で、7人の日本人の命が奪われました。今回犠牲になったのは観光客ではなく、国際協力事業として現地のインフラ整備などのために働いていた方々でした。ですからこれは殉職と言っていい出来事です。



 日本人の代表として現地の人々のために平和的な献身努力をしてきた善意に対する余りにも酷い無理解と誤解が招いたテロには言葉を失います。しかしこうした事件に屈して、我が国の世界貢献への純粋な思いが挫(くじ)かれることがないことを祈りたいと思います。



 旧ソ連とアメリカは、アフガニスタンで始めた代理戦争によって、タリバン、アルカイーダ、イスラム国などの過激組織を育てるきっかけを作りました。一方日本人は、その戦いの大地アフガニスタンで、畑を耕し種を植え農作物を育てる術(すべ)を教えてきました。



 2008年そのために尽力していた伊藤和也さんという31歳の若者は、テロリストに拉致され銃で撃たれて亡くなりました。しかしその伊藤さんらの努力で、かつての荒れ果てた土地に、今では豊かな菜の花畑が広がり、苺やトマトなどが収穫されるようになりました。



 こうした活動の中心にあるJICA国際協力機構については、上のほうについては政治的匂いや役人の天下り先などの批判もあります。しかし、少なくともそこでプロパーとして働き海外へ出て活躍している人々には純粋な思いがあることもまた間違いないことです。



 今、世界各国では外国のことなどにかまわず、自国民さえ幸福になれば良いのだという「内向き」の考えが幅を利かせ人気を集めています。日本でも、平和的支援活動に行って殺されたのでは間尺に合わないないからやめてしまえという意見があるのも事実です。



 しかし、幸か不幸か天が日本人に与えた気質の中には、おせっかいでお人よし、困っている者を見過ごせないという性質があります。また良きにつけ悪しきにつけ、忍耐強く勤勉に真面目に命懸けで働くということにかけても世界に類例のない国民性を持っています。



 その上、悲しみや怒りや恨みなどの感情を暴発させずにぎりぎりで耐える感性も多くの日本人が持っています。犯罪や天災の被害に遭った人や家族の言葉、夫が重大な罪と裏切りを犯したにも拘らず取り乱すことなく毅然と堪える妻の姿などを見るとよく解ります。


 天が私たち日本人に与えたもうた仕事は何か。荒涼たる大地だったアフガニスタンに広がる菜の花畑の映像を見ると、ひとりの日本人青年が描いた夢が、あきらめずに追い求めた夢が、命は果てても生き続けた夢が、私達の心に伝わってくるような気がします。



# by masami_ws | 2016-07-04 10:02 | 鎮魂の辞

下町ロケット 佃航平とカルロス・ゴーンの違い

 人気ドラマ「下町ロケット」の佃製作所佃航平社長は、どんなに高値で買い取ると言われても自社の特許技術を売らなかった。

 同社の苦しい台所事情を考えれば、一部の社員から上がっていた「手間のかかる特許部品を自社生産するよりも、さっさと特許を売り払え」という意見のほうが正しかったのかもしれない。

 しかし佃社長はこれを拒否、敢えて下請けとして自社製品の納入にこだわった。なぜか?それは、彼がオーナー社長だったことと関係があるかもしれない。

 もし佃製作所の経営をカルロス・ゴーンに任せたなら、いつ商品化できるかわからないロケット部品の特許など、間違いなくもっとも高く買う相手にさっさと売り払ったに違いない。

 事実、それなりに歴史のあった日産自動車の宇宙開発部門は、ゴーン氏がCEOに就任して間もなく売り渡されてしまっている。

 今でこそ脚光を浴びているH2型ロケットの胴体には、帝国重工でも三菱重工でもなく本来ならNISSANのロゴが入っていたかもしれない。

 しかし、当時200億ドルの負債を抱えていた日産自動車を一時的に救うには、患部の大幅な切除、つまり不採算部門、工場の閉鎖、リストラが必要だったことも否めない事実だった。

 かくして、就任4年目には巨額の有利子負債を解消してしまったのだから、そのやり方は短期的には間違ってはいなかったと言えばその通りだ。

 言葉は悪いが、10億円の給料を貰ってはいても所詮ゴーン氏は「雇われ社長」。自分の在任中にどれだけの成果を上げるか、つまり短期的な損益計算書(PL)上の数値が第一義になるのは止むを得ない。

 ところが、件の佃航平氏は小なりと言えどもオーナー社長だ。わが身同然の会社の資産…技術開発にかかった費用も含め特許は立派な資産だ…を、一時の急場しのぎで売り払うことは、会社の未来を長期的に見たときには絶対に出来ないことなのだ。

 夢とかロマンとか理屈をつけなくても、その点だけは譲れない、これは貸借対照表(BS)を長期的に見た経営と言えなくもない。

 フィクションの世界に経営の話を当てはめるのは野暮というものだが、経営にはどちらの見方が正しいということはない。

 会社の置かれた環境、状況によってカルロス・ゴーンになるか、佃航平で行くか、ここが思案のしどころでもあり、経営の醍醐味であるのかも知れないのである。

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またまた写真は佃製作所のロケに使われた桂川精螺さん。素晴らしい会社だ。


# by masami_ws | 2015-11-27 11:59 | ここはチェンジアップ

下町ロケット「佃製作所」の問題点

 「佃製作所」という会社を知っているだろうか。人気ドラマ「下町ロケット」の主人公、佃航平が社長を務める会社で、大田区の多摩川っぺり(第二京浜のそば)にある機械部品メーカーだ。

 ドラマでは、この会社の持つロケットエンジン部品に関する特許使用権を買い取ろうとする大企業「帝国重工」に対してそれを断固拒否。あくまでも自社製部品の供給を要求し、苦闘の末ついにはそれを飲ませる快挙を成し遂げる社長と社員達の姿が描かれる。

 その過程で、ああこんな銀行員、こんな元請け会社あるよな、こんな上司、こんな部下もいるよな、と「あるある話」が面白く描かれていて飽きずに観られるのがこの原作者の上手いところだ。

 ただ、現実にはちょっと辛辣に突っ込んでみたくなるところも多い。中でも気になることは、やたらと社員たちが徹夜の突貫作業をするシーンが多いことだ。

 確かに、元請けからの苛酷な要求や時間的制約の中で、全員が一丸となって「佃品質、佃プライド」を掲げ社員たちは頑張った。このように不眠不休でジャック・バウアー的に頑張る
(わからん人にはわからん表現ゴメン)ことはウツクシイことだ。

 でも労務環境として見た時、これってどうなんだろう。「学園祭の前夜」的な熱狂や一時の達成感で仕事をすることは、体験としてはあってもいいが毎日毎月毎年がこの繰り返しでは、労其の査察が来る前に社員が持たない。

 ということで、佃製作所の佃航平社長に言いたい。貴社にはいざという時に頑張れる愛社精神と情熱にあふれた素晴らしい社員たちがいる。それはとても良いことだけれども、会社は社員の頑張りや情熱に頼り過ぎてはいけないのだ

 厳しい見方かもしれないが、いつも締切間近になってからとか、大きな課題がある時だけドラマチックな努力をするというのは、決していいことではない。

 備長炭の火のように、コンスタントに強い熱を放って長時間燃え続ける意欲をどう作り上げるか、それを社長は考えるべきだ。ということで結論!3KMをやりなさい!佃航平社長!

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写真は「下町ロケット」のロケが行われた大田区の桂川精螺(せいら)製作所。素晴らしい会社だ。テレビでは赤い文字のところに佃製作所のロゴがCGで入る。


# by masami_ws | 2015-11-20 17:43 | 内角高め158㎞

値引きは利益を直撃する!

 経営幹部育成講座でいつも声を大にして教えていることに「値引きは利益を直撃する」というフレーズがある。売上げダウンは、原価や経費も同時に下がるので利益を直撃することはない。しかし、値引きは100円すれば、正直に税引き前の利益は全て100円のマイナスとなる。久しぶりにこれを大声で叫ぶ機会が図らずもあった。

 どこかの住宅会社に営業研修に出向いたら、ある若い男性社員がお客様に何かの手数料を通常の10%ではなく、3%に値引きしますという手紙を書いていた。 読むと自分の父親が家を建てた時には社員割引で3%だったが、あなた(お客様)を自分の父親のように感じているので同じ3%に割引します、という内容だ。

 いやはや、この社員、全てのお客様を父親のように感じて、こんな値引きの仕方をしていたらとんでもないことになる。ということで、会社の規定はどうなっているのか、などと彼に質問を始めたら、後ろで三十代半ばくらいの、昔の十勝花子を思わせるような女性社員が立ち上がって、こちらがまだ何も言っていないのにキンキン通る声で喚きだした。

 そんな細かいことをやいのやいの言われたら売れるものも売れなくなる。それが私達のやり方なのだ。私はそれでずっと売ってきて、今日の立場がある。などという言葉を、機関銃のように吐き出し続ける。聞きたかったのは、その値引きは会社としては織り込み済みでしていることなのか、それともイレギュラーなのかなのだが、この女性、まったく聞く耳を持たずひたすらに喚き続けるのだ。

 ああ、だめだ。経営者も御しきれないこんなタイプのインフォーマル・リーダーが仕切っていては、会社はなかなかうまくいかない。こちらも最初は、冷静にちょっと待ってください、と言い続けていたが、ついに頭に来て怒鳴ってしまった。「黙って人の話を聞け、馬鹿者!値引きは利益を直撃するのだ!」…というところで目が覚めた。まるで現実のような、あまりにリアルな夢だった。

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写真は本文とは全然関係ないが、大阪14期幹部育成講座で熱弁を振るう㈱トムコの土谷社長。大阪15期の申し込みはこちらから



# by masami_ws | 2015-11-17 14:41 | スライダー142㎞

寿司の本当の味とは何か?

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 築地の仲買で長年勤めた知人が40歳を前に、今、銀座の寿司屋で修業を始めている。その彼に読んでもらいたいので、3KM経営塾専用メルマガ「今週の朝礼」に送信したものをそのまま貼り付けた。「今週の朝礼」の読者の皆さん、悪しからず。

今週の朝礼「本当の寿司の味」2015.11.09.

 堀江貴文という人物が、現在どういう仕事をしている人かは知りませんが、最近ネット上で寿司職人についてつぶやいたことが話題になっているようです。いわく「今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。センスの方が大事」だとか。

 それに対し、ご飯を炊く時の水分調節やシャリを握るのはそう簡単に会得できるものではないと意見されると「そんな事覚えんのに何年もかかる奴が馬鹿って事だよボケ」と、これまた乱暴なコメントを返しているようです。

 コツコツと努力している人をまるでセンスがないかのように見下す傲慢で挑発的な物言いは、才気走った彼の一種の芸風なのでしょうが、個人的には到底好きになれません。ただ「イケてる寿司屋」には「センスの方が大事」とは、本当なのでしょうか。

 確かに、3
ヶ月で寿司職人を養成する学校があり、そこを卒業して1
年未満でミシュランの星がついたという寿司屋があるそうです。世の中には、稀に天才と天運の両方に恵まれた人がいますが、私はその寿司屋はその稀な例ではないかと思います。

 プロ野球でも、類い稀な身体能力と運動神経を持ったドラフト1位がいきなり一軍で大活躍した例もあります。しかし、それよりはるかに多くの鳴かず飛ばずで終わったドラフト1
位がプロ野球界から去って行くこともまた事実です。

 一方で、イチローのように元々の素質にさらに鍛錬を加え続けて今日がある、という選手もいます。そしてさらにそのイチローのトレーニングから生活パターンまで全て真似て盗んでやろうとオフの間、離れない川崎宗則のような選手もいます。

 これは、寿司職人がいわゆる「追いまわし」から始まる下働きをしながら、先輩や親方から何とか技術や考え方を学ぼうとするのと良く似ています。馬鹿でセンスがない、と言うならば、そういう人間にはそういう人間のやり方がある、ということです。

 さて、その結果生まれるものはなんでしょうか。それは、経験によって裏打ちされた深みや人間としての優しさ、仕事に対する哲学のようなものであったりします。「ぽっと出」でチヤホヤされた者と比べ、打たれ強くしぶといということもあるような気がします。

 ともあれ堀江氏のように高級寿司店に行きまくった経験もないこの私が「イケてる寿司屋」なる味を知る由もありません。でも個人的には、イケてなくてもいい、人間味という味のする寿司を食べたい。その人間味は、苦労した者にしか出せない味です。馬鹿とかボケとか言っている人は、その味がわからない。ああ、かわいそうな人だなあと思うのです。


# by masami_ws | 2015-11-08 23:29 | 直球勝負!

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