Masami NAKAGAWA 「Winning Shot!」 :ここはチェンジアップ
2015-11-27T11:59:02+09:00
masami_ws
風ニ負ケヌ草トナリ、雨ニ負ケヌ花ヲ咲カセル。私ハソンナ人間デアリタイ。
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下町ロケット 佃航平とカルロス・ゴーンの違い
http://mnws.exblog.jp/24712794/
2015-11-27T11:59:00+09:00
2015-11-27T11:59:02+09:00
2015-11-27T11:59:02+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
同社の苦しい台所事情を考えれば、一部の社員から上がっていた「手間のかかる特許部品を自社生産するよりも、さっさと特許を売り払え」という意見のほうが正しかったのかもしれない。
しかし佃社長はこれを拒否、敢えて下請けとして自社製品の納入にこだわった。なぜか?それは、彼がオーナー社長だったことと関係があるかもしれない。
もし佃製作所の経営をカルロス・ゴーンに任せたなら、いつ商品化できるかわからないロケット部品の特許など、間違いなくもっとも高く買う相手にさっさと売り払ったに違いない。
事実、それなりに歴史のあった日産自動車の宇宙開発部門は、ゴーン氏がCEOに就任して間もなく売り渡されてしまっている。
今でこそ脚光を浴びているH2型ロケットの胴体には、帝国重工でも三菱重工でもなく本来ならNISSANのロゴが入っていたかもしれない。
しかし、当時200億ドルの負債を抱えていた日産自動車を一時的に救うには、患部の大幅な切除、つまり不採算部門、工場の閉鎖、リストラが必要だったことも否めない事実だった。
かくして、就任4年目には巨額の有利子負債を解消してしまったのだから、そのやり方は短期的には間違ってはいなかったと言えばその通りだ。
言葉は悪いが、10億円の給料を貰ってはいても所詮ゴーン氏は「雇われ社長」。自分の在任中にどれだけの成果を上げるか、つまり短期的な損益計算書(PL)上の数値が第一義になるのは止むを得ない。
ところが、件の佃航平氏は小なりと言えどもオーナー社長だ。わが身同然の会社の資産…技術開発にかかった費用も含め特許は立派な資産だ…を、一時の急場しのぎで売り払うことは、会社の未来を長期的に見たときには絶対に出来ないことなのだ。
夢とかロマンとか理屈をつけなくても、その点だけは譲れない、これは貸借対照表(BS)を長期的に見た経営と言えなくもない。
フィクションの世界に経営の話を当てはめるのは野暮というものだが、経営にはどちらの見方が正しいということはない。
会社の置かれた環境、状況によってカルロス・ゴーンになるか、佃航平で行くか、ここが思案のしどころでもあり、経営の醍醐味であるのかも知れないのである。またまた写真は佃製作所のロケに使われた桂川精螺さん。素晴らしい会社だ。
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ウサギ跳びしか知らない幹部ではいけない!
http://mnws.exblog.jp/23771081/
2015-03-11T23:20:00+09:00
2015-03-11T23:20:45+09:00
2015-03-11T23:19:53+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
自分もそれで鍛えられてきたから、という思い込みがあるのだろうが、ウサギ跳びの効用としてはせいぜいあの苦痛に耐える根性を鍛える、ということ以外にはない。
今どきのスポーツ指導者で、ウサギ跳びというトレーニング法が、肉体にとっては百害あって一利なし、という常識を知らない人はいない。
ところが「ムダな努力も、続ければいつかはムダではなくなる」という間違った信念が捨てられない指導者は、いつまでもウサギ跳びを強要するようなことに陥りがちだ。
一般的に、企業で幹部として期待される人は、確かにウサギ跳びのような苛酷なトレーニングに耐えうる根性を持っている。これはスポーツで言うところの身体能力のようなものだ。
でも、身体能力の高い人がゴルフが上手いとは限らないことは皆知っている。二軍にいたイチロー選手は「僕の唯一の師匠」と呼ぶ仰木監督に出会って開花した。
優れた身体能力に加えて、科学に基づく正しい練習法、新しい技術、トレーニング機器、そして優秀なコーチなど取り入れるべきことはいろいろあるのだ。
自分にも部下にも頑張れとしか言えない、ウサギ跳びしか知らない、そんな「科学のない根性論」のみを繰り返す幹部のいる組織は人を潰す。しかもそこに悪意はないからかえって厄介だ。
そうならないためにも、さらなる成長と将来のリーダーとしての指導力が期待される。そんな優秀な人材にこそ、基本的な理論、技術、方法論をあらためて学ばせる場所が必要なのである。⇒詳しくはこちらを!
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若者と名ヴァイオリニスト
http://mnws.exblog.jp/17058991/
2012-01-10T22:27:11+09:00
2012-01-10T22:27:10+09:00
2012-01-10T22:27:10+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
ヴァイオリニストを目指す一人の若者が、ある高名なヴァイオリニストの楽屋を訪ねる。
「私が、将来一流のヴァイオリニストとして成功できる才能があるか、僕の演奏をどうか聴いてください」
言われるままに演奏を聞いた名ヴァイオリニストは、感想を求められ答える。
「君の演奏には燃えるような情熱が欠けておる。だから、ヴァイオリニストとして成功することはないだろう」
若者は、その言葉にヴァイオリニストの道を諦め、実業家となり成功を収めた。
月日が経ち、再び名ヴァイオリニストのコンサートに出かけた彼は、楽屋を訪ね、自分のことを覚えているか訊いてみた。答えは意外なものだった。
「覚えとらん。そんなことを言ってくる若者はたくさんおるからのう。わしは彼らの演奏は殆ど聴いてはおらんのだ。ただ最後に必ず『君の演奏には情熱が欠けている』と言うことにしているんじゃ」
「そんな…ひどいじゃないですか、僕はあなたの言葉を信じてヴァイオリンをやめたんですよ」
「君はそれで実業家として成功したんじゃからよいではないか」
「何をおっしゃる。僕にとっては実業家として成功するよりもヴァイオリニストとして成功することのほうがずっと意味があったのに…」
そこで名ヴァイオリニストは噛んで含めるように言う。
「君の演奏には情熱が欠けている、と言われてヴァイオリンを諦めるような人間はこの道では成功しないんじゃよ。そう言われても、それを聞かずに突き進む情熱を持った人間だけが成功するということなんじゃよ」
うーむ、いろいろ考えさせられる話だ。燃えるような情熱を、オイラは持ち続けているだろうか。
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ホノルルマラソンずだぼろ歩記(あるき)③マラソンと感謝の不思議な関係その一
http://mnws.exblog.jp/16957718/
2011-12-16T17:37:40+09:00
2011-12-16T17:37:39+09:00
2011-12-16T17:37:39+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
すまぬすまぬ、ちょっと大げさにおもしろおかしく書いただけですから、怒らない怒らない。それでなくても、ここまで引っ張ってきてくれたことには感謝しているのだから…
感謝と言えば、我がマラソンの師、土谷幸三さんから「マラソンをすると感謝の気持ちが湧いてくる」と聞かされていた。しかし練習でちょこちょこっと走ってみたところで、「はあ~くたびれた、帰ってビール飲も」という気持ちはすぐに湧いてきても、感謝の気持ちなどというウツクしいものはぜんぜん湧いてこなかった。
それが、今回フルマラソンというものを走ってみて、まったく違った。本当にいろんな人に感謝したくなってきたのだ。普段から心の悪いオイラでも、こんな気持ちになることが不思議なくらいだ。
まずは、沿道の給水ポイントや救護ポイント、交通整理などで、大人から子供まで、たくさんの現地ボランティアの人々が、本当に一所懸命に働いてくれていることに感動した。彼らの表情や「Good Job!」「Lookin`Good」などの声援を聞き、ハイタッチしてくれる手の温もりを感じるとき、絶対途中で挫けないぞという気持ちになった。
また、沿道の人たちの暖かい心のこもった無償の応援にも感謝だ。そろいのユニフォームを着て鳴り物入りでワーワー大声を出し、次の応援地点まで車で移動しているような大手旅行会社の社員たちの応援にはちょっとシラけるものがあった。
しかし、自分ちの前で椅子を出して応援している老人や、静かに手を振ってくれる赤ん坊連れの若い母親などには、心の芯を支えられた気がする。ひとり座って古いアコーディオンでアメージンググレイスを弾いていたお婆さんは、にっこり微笑んでくれた。本物の応援とは本当に力を持っていると実感した。
また、多くの参加者にも感謝したい。噂通り、かぶりものなどで仮装したランナーがいろいろいたが、そういう「イロモノ」ランナーは大抵、4時間台前半までで走るアマチュアとしてはハイレベルな層に多かったようだ。
スターウォーズのヨーダは相当熱そうだったが、いい走りをしていた。剣道着になんと下駄で走ったお父さんは、はるか前にゴールインして、後から来るランナーをゴール直前の直線で励ましていた。
ハワイカイへ向かう直線では、すれ違う復路のランナー…それまで飛ばしているので相当疲れている…を遅いオイラたち往路のランナーが「頑張って!」と励ます。…考えてみると、遅いオイラたちのほうこそ頑張れと言われそうだが…
そんな中、比較的静かな復路のランナーの中に、松岡修造のような好青年がいて、ひとり大声で往路のランナーに「さあ!もうすぐですよ!頑張ってえ!半分きましたよお!もうすぐ折り返しですからねえ!」と声をかけ続けている。自分も相当しんどいはずなのに、いやあ、たいしたもんだ。
腰の曲がった白人のお婆さんランナーがいた。曲がったというのは、実は前にではなく横に曲がっていて、普通に歩くのも大変そうな体だが、しぶとく速歩で進む。熱いのか、どんどん服を脱いでいくこのお婆さん、ちょっとオイラが休んでいると、いつのまにか先へ行っていて、また抜かすのだが、気を抜くと抜き返される、というのを何度が繰り返した。その水着姿の曲がった背中に手を合わせたい気持ちになった。
また、一般ランナーよりも5分速くスタートし、本来なら信じられないスピードでフルマラソンを駆け抜ける車いすマラソンの参加者で、何か事情があったのか、一人だけ大きく遅れて35㎞すぎの最後の坂を苦しそうに登ってくる参加者がいた。すれ違う往路側のランナーたちの前のほうから、順に大きな声援がウェーブのように上がっていく。
オイラも何も考えず、大きな声を出していた。体の中から突き上げるような何かがあったのだ。喘ぎながら車輪を両手でしっかりと握り、うつむき加減だが目だけはあくまで前方を見据えて進む選手の姿は、今も脳裏に焼き付いている。参加者中、最高に感謝したいひとりだ。
一番驚いたのは、竹馬で完走した男性。(下の写真中央。ゴール後もこれでしばらく歩きまわっていた)何を主張したいのかはよくはわからないが、こんなものを履いてよくぞフルマラソンを完走できたものだ。無謀だが愉快な勇気が伝わってきた。彼にも感謝。… ということで、書ききれないので、明日も感謝について書く。
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ついに引っ込みがつかなくなりましたあ!
http://mnws.exblog.jp/16933038/
2011-12-10T17:39:42+09:00
2011-12-10T17:39:42+09:00
2011-12-10T17:39:42+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
走ることの決心よりも、年末のこの時期に(皆さんも忙しいと思いますが)ハワイへマラソンしに来ることにとても抵抗があったのですが、20年以上も温めてきた夢なので、えいやっと休みを作って来てしまいました。ゴメンナサイ
だいたい、成田初のホノルル便からして、いつもと客層がぜんぜん違う。
一見、普通のオジサン、オバサンに見えるのだが、なぜかみんな色黒で筋っぽい、というか細身だがシブとそうな…ブロイラーではなく地鳥のような(これをウチでは「河木さんっぽい」と言っているが、一部の人にしかわからない)…体つきをしている。
そして何と言っても、その「河木さんっぽい」人たちが履いているものが、かなり値の張るカラフルなランナー用のシューズ。うーむ、なぜかランナーたちは、普段でもそんな靴を履いているのだ。
ともかく、ホノルルでは会う人会う人「アナタモ、マラトン(英語ではどう聞いても「マラトン」と聞こえる)ハシルノカ」みたいなことを聞かれる。そしてワイキキの街には「河木さんっぽい」オジサン、オバサンが溢れかえっている。
いやはや、衰えたりと言えどもJALの力は凄い。これだけの集客を本来なら12月初旬の閑散期にしてしまうのだから、40年前にマラソンの企画を考えた人がエライ。
それはともかく、スタートは11日の午前5時(日本時間12日零時)。3KMの名に恥じぬよう、完走(完歩?)だけを目指しますが、余裕があれば、このブログで実況中継しますのでお楽しみに。ちなみに、ゴールの目標は日本時間で午前9時。頑張ります!]]>
「宗谷」を見に行く
http://mnws.exblog.jp/16790767/
2011-11-07T00:44:00+09:00
2011-11-07T00:51:05+09:00
2011-11-07T00:44:12+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
南極観測船退役後に白く船体を塗られ巡視船に戻った宗谷が、函館や室蘭の港に居たのは何度か見ていたが、南極観測当時のオレンジに塗りなおされた姿に感慨もひとしお。
これは上級士官の個室。下は一般「科員」用の部屋。ベッドは激しい波浪でも転げ落ちないよう、箱状をしている。 それにしてもこんな小さな、不自由な船で南極を目指した昭和の男たち。戦争に負けても、心は折れていなかったんだなあ。
今の俺たちはなんてざまだ。何だか、反省しながら宗谷のラッタルを降りた。]]>
藤田東湖の言葉
http://mnws.exblog.jp/15294878/
2011-01-08T00:09:15+09:00
2011-01-08T00:09:15+09:00
2011-01-08T00:09:15+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
「国難襲来す。国家の大事といえども深憂するに足らず
深憂すべきは人心の正気の足らざるにあり」
の書を掲げた。今を遡ること150年ほどの江戸末期、内憂外患渦巻く中、将軍家から一般庶民まで、国中が浮足立つ世情を憂いて、藤田東湖が吉田松陰に宛て贈ったと言われる一文だ。
藤田東湖という人物は、維新以前の安政大地震で落ちてくる梁から母を守って落命してる。しかし、厳しいときにこそ正気を持って時代に立ち向かうのだ、というその思想は、彼亡き後も松陰ら志士たちを鼓舞し続け、若者たちによる明治維新という偉業の礎となった。
さて、年明けと共に日経平均株価の上昇など、今年こそやや薄陽が射して来たかと期待させる半面、相変わらずの円高、迷走を続ける政治、欧米、アジアを問わず外国からの様々な圧力など、経営を取り巻く環境にはますます厳しいものがある。
歴史にたとえれば、バブルが江戸時代の元禄期だったとすると、今の日本は黒船来航くらいの危機に追い込まれていると考えるのが油断ない見方だ。
うかうかしていると、150年後の人々から、明治維新の先人たちは立派だったが、平成の人々は愚かで、為すすべなく時代の大波に呑みこまれてしまった、などと言われかねない。こんな時代だからこそ、高邁な理想と確固たる正しい信念、つまり「正気」を持って進んで行かねばならないと、この書を見るたびに肝に銘ずるのである。。
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開店開業…なんですが
http://mnws.exblog.jp/15198355/
2010-12-21T23:32:00+09:00
2010-12-21T23:40:18+09:00
2010-12-21T23:32:18+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
左下に「夜空のかすり傷」または「赤ん坊の爪を切り飛ばしたような」と言われるごく薄の三日月、そして中央上に「明けの明星」金星が、まるで迷える者を導くかのように輝きを放つ。
実は、事務所移転の記事とともに掲載するつもりが、例のケータイ事件その他もろもろの忙しさに紛れて出来なかった。
ともかく、今日は司法書士さんの手を借りずに自分で移転の登記も完了。新事務所の住所は下記のとおり。今後ともよろしくお願いいたします。
〒104-0043
東京都中央区湊3-8-1 アルクスタワー2704号
株式会社 ブレイド・イン・ブラスト
TEL03(6228)3751
FAX03(6228)3752
ちなみに、電話番号は「オッサン‐ロクジニハ‐ミナコイ」と読める。居酒屋でも開業するのにぴったりだ。オッサンだけではなくオバサンもオニイサンもオネエサンもミナコイよ。]]>
ルールに頼ってはいけない
http://mnws.exblog.jp/14970215/
2010-11-13T00:38:41+09:00
2010-11-13T00:38:41+09:00
2010-11-13T00:38:41+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
違反を覚悟した確信犯の前には、モラルやルールなど何の意味もないからだ。
あるスーパーで、トイレ内は禁煙というルールを張り紙などで訴えてきたが、一向に守ってもらえなかった。そこで苦肉の策として、ライターに着火したとたん、けたたましい警報が鳴る、という装置を設置したところ、トイレ内での喫煙がゼロになったという。
うちの近所の商店街は、放置自転車で溢れかえっている。どんなに呼びかけをしても全く改善されない。どうしたらよいのか?
「不要自転車置き場…不要な自転車はここに置いていただければ無料で引き取ります」
こんな看板を設置して、実際に放置された自転車を全て撤去して売り払ったらどうだろう。間違いなく放置自転車はなくなるはずだ。
人間の良心を信じない、ということではないが、ルールの徹底や強化で問題は解決しない。それよりも「ルールを守らざるをえないシステム」を作ることなのだ。そうした意味でインターネットの匿名性ということは、もっとも根本的なシステムの欠陥と言わざるをえないのである。。 ]]>
3KM手帳120%活用セミナー開催!なんと無料だ!
http://mnws.exblog.jp/14343122/
2010-08-06T11:56:00+09:00
2010-08-06T12:02:31+09:00
2010-08-06T11:56:23+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
またゲストとしては、神戸で大阪ガスのサービスショップとして、限られたマーケットの中でなんと売り上げを170%も成長させ躍進を続ける㈱トムコの土谷幸三社長…こちらは「つちやこうぞう」ではなく「つちたにこうぞう」…が、その秘密を余すところなく披露してくれる予定だ。
ワタミの渡邊美樹さんは、二十数年前に土屋会長の3KM手帳の話を聴いて大きなヒントを得られたということを講演会で話されていた。3KMにご興味のある方はぜひこの機会をお見逃しなく。
参加申し込みはこちらから。
参加は無料だが、席に限りがあるので、お申し込みはお早めに!
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自家撞着
http://mnws.exblog.jp/14130604/
2010-07-06T10:48:00+09:00
2010-07-06T11:32:41+09:00
2010-07-06T10:48:28+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
先週、旭川の市民ホールのような場所で仕事をさせていただく機会があった。北海道だというのに朝から蒸し暑い天気にやれやれと思いつつ会場に入った。
そこで聞かされたのが冒頭の言葉。何せ築40年近い北国の公共施設。窓は申し訳程度に開くのだが、外は無風の炎天、これにはその場にいた一同、吹き出る汗を拭いつつ笑うしかなかった。
しかし考えてみるとひと昔前は、北海道の企業や学校、公共施設などに冷房という概念はなかった。
夏は扇風機や扇子、団扇をバタバタいわせながら仕事や会議をしたものだ。それを思うとちょっと冷房がないと不満に思う我々現代人は随分贅沢になった。
もちろん、昨今の温暖化の影響はあるだろう。北海道も確実に夏が長く蒸し暑くなっていることは否めない。しかしその原因は何か?
快適さを追求して地球そのものの快適さを破壊してきた私たち。
サン・テグジュペリの『星の王子さま』に「酔っ払うのが恥ずかしいから酔っ払ってる」と告白する呑んべえが登場する。
まさに文明という美酒に酔いしれてきた私たちの相似形だ。
私たちは正気を取り戻せずに終わるのだろうか。
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和製フーリガンを気取る人たちへ
http://mnws.exblog.jp/14024540/
2010-06-21T23:18:00+09:00
2010-06-21T23:21:18+09:00
2010-06-21T23:18:11+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
現に今も強豪ポルトガルに大量7点を許し、なぶりもののようにされながらもひたむきに戦う北朝鮮の選手たち、殊に悔しさに耐えながらゴールを守った北朝鮮GKの姿に胸を打たれている。また一方では、チーム・プレーに徹したロナウドの一瞬のインスピレーションの素晴らしさに感銘を受けた。
ただ、サッカーに関して好きではないことが一つある。それは日本代表の試合のたびに、サッカー応援にかこつけて日ごろのストレス発散とばかりにバカ騒ぎするフーリガンの存在だ。
先日のオランダ戦の後も、渋谷では警官隊が出動して逮捕者続出。騒然とした街頭の様子が中継されていた。
50年前、国会議事堂の前では、政治的なデモの中で一人の若い女性が亡くなった。群衆を阻止しようとする警官隊の姿は、モノクロ・フィルムで見ても今も昔もあまり変わらない。
ただし現代の警官隊が阻止しようとしているのは、是非はともかく日本を何とかするために行動しようという若者たちではなく、意味もなく花火などを持ち出し大騒ぎするバカ者たちだ。
彼らの中に、樺美智子の死に象徴される安保闘争の歴史の延長上に普天間問題があること、この国の平和が実は「玉乗り」の上でバランスを取り続けるような危うい平和であることを知る者は少ないだろう。
日本代表を応援する純粋な気持ちはわかる。だとしたら、頬に描いた日の丸を守っていくために俺たちに出来ることは何なのか?ということにもエネルギーを使って欲しいのである。]]>
「おやじ」さんへ
http://mnws.exblog.jp/13735987/
2010-05-18T00:11:00+09:00
2010-05-18T13:55:21+09:00
2010-05-18T00:11:18+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
>お父様は、戦争で何人ぐらい自分のように・・・・
という尻切れのコメントをいただいた。
「おやじ」さん、このあと書きたかった言葉はなんだろう?
・・・・人を殺したのでしょうか?
・・・・仲間を死なせたのでしょうか?
などが思い浮かんだが、よくわからない。「おやじ」さん、別に怒っちゃいないけど思わせぶりはやめてちゃんと書けよな。
ともかく、終戦時、陸士59期の航空士官(少尉)として北支で終戦を迎えた父は、実戦には参加していない。しかし、あとひと月戦争が終わらなかったら、鹿児島辺りで特攻機に乗り死んでいたかもしれない。
事実、一期上の陸士58期の航空士官には沖縄特攻作戦で散華した若者も多い。戦果の望みようもない低速の練習機に爆装し、離陸もやっとという特攻機。それに乗った飛行時間数十時間という初心者の彼らはどんな思いで還らぬ空へ飛び立っていったのか。
幸か不幸か、父は戦争では死ぬことも殺すこともなかった。ただ、戦後の突っ走るような生き方には、あの戦争で「おめおめと生き残った」という慙愧の念が多少なりとも影響していたと言えなくもない。酔った勢いで軍歌を歌っていた父の声は胴間声であってもどこか悲しかった。
息子のオイラには「自分は命根性が汚いから戦争でも生き残った。命根性が汚いからそうそうのことで死ぬことはない」と言っていた。そう言っていたくせに、いざ死ぬときには余りにもあっさりと命にしがみつくこともなく死んでいった。なんだよ、父さん話が違うぜ、と思った。
あの時代に生きた人…戦った人、戦わなかった人、殺した人、殺された人、死なずに生き延びた人…全ての人の中に、はかり知れない思い…悲しみ、怒り、諦め、虚しさ、悔しさがあっただろう。
そうした思いを語り継げる人はもう少ない。父が生きていたら、今聞いてみたいことでもある。
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男子よ、それでいいのか
http://mnws.exblog.jp/13386062/
2010-04-11T23:19:02+09:00
2010-04-11T23:19:00+09:00
2010-04-11T23:19:00+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
「最近の若者は…」という言葉は、ピラミッドに書かれた象形文字の中にもあるという。人類の歴史が始まって以来の老人の繰りごとなのだ。
ということで本当にこういう言い方は年寄り臭くて何だが、最近の日本の男子は外向きに欲しいものがあってギラギラしている感じがしない。内向きにこだわりがあって、チャラチャラしている。
交通事故死が減っているのはいいことだが、原因は若者のクルマ離れだ。最近の若い男は、よく言えば慎重な、悪く言えばお嬢さん運転…バックでの駐車に何度も切り返すような…下手くそが多い。
戦争はいいことではないが徴兵制のある隣の国の男たちに「男力」で負けてはいないか?
サムスンがソニーを超え、日本の女性が韓流スターに熱を上げるのも根底にはこんな日本男子の精神構造がある。
だからおじさんは叫びたい。うーむ、それでいいのか! 日本の男子!と。
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敢えて言う「煙草を吸う営業マンは、それだけで三流である」
http://mnws.exblog.jp/13256218/
2010-03-31T00:31:22+09:00
2010-03-31T00:31:21+09:00
2010-03-31T00:31:21+09:00
masami_ws
ここはチェンジアップ
だから喫煙者が煙草を吸いたい気持ちも、またストレスからの解放に煙草が多少なりとも役立つこともよく理解している。
だから他人に迷惑をかけぬよう肩身の狭い思いで煙草を吸っている昨今の憐れな愛煙家たちに同情することはあっても、今更追い打ちをかけようなどとは思っていない。
ただ、これから言うことは純粋に仕事上のこと。それも、職種を営業職に限っての話だ。プロとしてどうあるべきか、という話だから厳しく聞こえたらご勘弁いただきたい。それは
「煙草を吸う営業マンは、それだけで三流である」
ということだ。理由は単純明快。喫煙営業マンがお客様から「喫煙者だから気に入った」または「煙草を吸わないから嫌だ」と思われる確率と、「煙草の匂いが嫌だ」と思われてしまう確率はどちらが高いか、ということぐらいは誰でもわかることだろう。
また、これだけ喫煙スペースが限られている現状では、間違いなく煙草を吸う時間ロスは仕事の時間を奪う。また精神的にも、吸える場所やチャンスを探すストレスは煙草で得られる安らぎを打ち消すほど大きくなりつつある。
こう考えると、営業マンが喫煙によって被る不利益は、マラソンランナーが喫煙によって被る不利益と同様に決して小さなものとは言えない。ちなみに、競技に挑むマラソンランナーが喫煙していたら、それはもうアマチュア市民ランナーレベルでも三流ランナーと言わざるをえない。本気で勝とうと思っている人とは到底見えない。
世の多くの企業で新年度がいよいよ明日からスタートするが、今年度こそ、と意気込んでる営業マンで煙草を吸っている人がいたら今すぐ煙草とライターと灰皿ををゴミ箱へ捨てよう。
なぜ売れないのか?と煙草を吸いながら考える三流営業マンのままではいけないのだ。
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