Masami NAKAGAWA 「Winning Shot!」 :内角高め158㎞
2016-07-26T06:30:22+09:00
masami_ws
風ニ負ケヌ草トナリ、雨ニ負ケヌ花ヲ咲カセル。私ハソンナ人間デアリタイ。
Excite Blog
大人なら大人にしかできない楽しみを持て
http://mnws.exblog.jp/25490973/
2016-07-26T06:30:00+09:00
2016-07-26T06:30:22+09:00
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masami_ws
内角高め158㎞
ということで、今時こんなをこと言うとつまらないオッサンだと言われることを覚悟で、昨日の「今週の朝礼」を掲載します。
この山の頂上にも、なんと皇居にもポケモンはいるらしい。いやはやいやはや、なんだかなあ。
今週の朝礼「大人なら大人にしかできない楽しみを持て」
ポケモンGOというネットゲームがついに日本に入ってきてブームになっているようです。皆さんの中で、既にインストールした人はどれくらいいるでしょうか。ただ、ニュースでスマホ片手に色々な場所を歩き回る人たちを見るとちょっと奇妙な感じがします。
これから子供の夏休みの思い出は、野山での昆虫採集ではなく都会でのポケモン採集になるのかもしれないと思うと複雑な思いもします。しかし一方では、夢のある未来的な遊びとも言えるので、人間の創造性の賜物と称賛すべきところもあるのかもしれません。
それはさておき、ここからはごくつまらない大人な話をしますが、結論から言うとスマホなどのゲームは大人になったらほどほどに、ということです。これは少年漫画についても言えることですが、子供向けのものはあくまでも子供向けのものと思うのが普通です。
通勤電車でいい歳をしたオッサンが堂々と少年ジャンプを発売日に夢中で読んでいる。または、日経新聞を読んでいる。皆さんが、ああこの人は大人だな、と思うのは普通どちらでしょう。子供心は忘れてはいけませんが、幼稚なままでいろということではありません。
少年漫画は、大人になる前に人生をさまざまに疑似体験させてくれる通過儀礼として意味のある物です。「友情」「努力」「勝利」をキーワードとした少年ジャンプ的世界観は、今の日本の社会を健全に支えてくれている精神的バックボーンでもあります。
また、ゲームもストレス発散という意味では時に役に立つものかもしれません。疑似体験で悪者をやっつけるとか、小さな達成感を得るという体験は悪いことではありません。ただ大人には、本当に倒すべき相手や達成すべきことが現実にあることを忘れてはいけません。
もう大人なら、息子の買った漫画やゲームをこっそり楽しむくらいにしてほしいのです。いい大人が、少年ジャンプの発売日を心待ちにしている姿、人目も気にせずスマホのゲームに血眼になって熱中している姿。これらは、大人の美意識としてどうでしょうか。
大人の美意識という言葉に抵抗があれば、例えばそれがビジネスの相手だったり、自分の大きな買い物をするときの営業マンだとしたらどうでしょう。お客の見てないところでは、暇さえあれば漫画やゲームに熱中している、そんな人をあなたは信頼しますか。
よもや仕事中にゲームをする不届き者は会社にはいないと信じていますが、ポケモンなども話題にとどめて、いい大人がのめりこむようなことのないようくれぐれもお願いしたいと思います。大人なら大人にしか出来ない楽しみを見つけてほしいと思うのです。]]>
下町ロケット「佃製作所」の問題点
http://mnws.exblog.jp/24691337/
2015-11-20T17:43:00+09:00
2015-11-20T17:43:15+09:00
2015-11-20T17:43:15+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
ドラマでは、この会社の持つロケットエンジン部品に関する特許使用権を買い取ろうとする大企業「帝国重工」に対してそれを断固拒否。あくまでも自社製部品の供給を要求し、苦闘の末ついにはそれを飲ませる快挙を成し遂げる社長と社員達の姿が描かれる。
その過程で、ああこんな銀行員、こんな元請け会社あるよな、こんな上司、こんな部下もいるよな、と「あるある話」が面白く描かれていて飽きずに観られるのがこの原作者の上手いところだ。
ただ、現実にはちょっと辛辣に突っ込んでみたくなるところも多い。中でも気になることは、やたらと社員たちが徹夜の突貫作業をするシーンが多いことだ。
確かに、元請けからの苛酷な要求や時間的制約の中で、全員が一丸となって「佃品質、佃プライド」を掲げ社員たちは頑張った。このように不眠不休でジャック・バウアー的に頑張る(わからん人にはわからん表現ゴメン)ことはウツクシイことだ。
でも労務環境として見た時、これってどうなんだろう。「学園祭の前夜」的な熱狂や一時の達成感で仕事をすることは、体験としてはあってもいいが毎日毎月毎年がこの繰り返しでは、労其の査察が来る前に社員が持たない。
ということで、佃製作所の佃航平社長に言いたい。貴社にはいざという時に頑張れる愛社精神と情熱にあふれた素晴らしい社員たちがいる。それはとても良いことだけれども、会社は社員の頑張りや情熱に頼り過ぎてはいけないのだ。
厳しい見方かもしれないが、いつも締切間近になってからとか、大きな課題がある時だけドラマチックな努力をするというのは、決していいことではない。
備長炭の火のように、コンスタントに強い熱を放って長時間燃え続ける意欲をどう作り上げるか、それを社長は考えるべきだ。ということで結論!3KMをやりなさい!佃航平社長!写真は「下町ロケット」のロケが行われた大田区の桂川精螺(せいら)製作所。素晴らしい会社だ。テレビでは赤い文字のところに佃製作所のロゴがCGで入る。
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やりすぎはいけない!
http://mnws.exblog.jp/23556454/
2015-01-15T16:58:00+09:00
2015-01-15T21:29:27+09:00
2015-01-15T16:58:41+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
フランスでのイスラム過激派によるテロは、いかなる理由があるにせよ赦せるものではない。テロを正当化する理由など絶対にない。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りしつつ、そのことを前提に置いて、書いておきたいことがある。
人の怒りのスイッチを入れる大きな要因に、「自分が大事に思っているものを傷付けられる」ということがある。ジダンは試合中に家族を侮辱する言葉を吐いた相手選手に思わず頭突きを食らわせた。「お前の母ちゃん、で~べ~そ」というのは、子どもの間の最大の罵り言葉だ。
昨年末、アメリカのソニーピクチャーズが金正恩の暗殺を面白おかしく描いた映画「ザ・インタビュー」が上映された。例えばこれが、誰か私たちにとってもっと身近な人物を暗殺するという話だったらどうだろうか。北朝鮮によるサイバー・テロはもちろん赦せないが、神のごとく崇める将軍様をあんな風に扱う映画は絶対許せない、という北朝鮮の人々の怒りも分からなくはない。
もし天皇陛下が映画の中で同様に描かれたとしたら、同じように怒り狂ってテロ行為に走る日本人が出る、ということは十分に考えられることだ。国会議事堂の前でデモを行なっている一団の中に、安倍首相の大きな顔写真にヒットラー髭を描いて掲げている人がいた。ナマで目の前でそれを見たときに、思想の是非についてではなく、その手法に何か大きな違和感を感じた。
そこには何の主張もユーモアも感じられず、ただただ相手を貶(おとし)めたいという意図しか感じられなかったからだ。事件のあった新聞が、震災後、フクシマの原発事故に関して、放射能の影響で腕が三本に突然変異?した相撲取りの漫画を掲載したのを見たときと同じで、何か心がぐったりした気分になった。
件(くだん)の新聞では風刺漫画で、イスラム教徒にとってもっとも大事なマホメットを、再三にわたって揶揄してきたという。尊崇の念を持って信仰する対象を侮辱された、というのは政治家を批判することの比ではない。確実に傷付けられ、怒りに身もだえするイスラム信者がいることは間違いない。
ティム・ライスとアンドリュー・ロイド・ウェッバーがキリストの人間的苦悩を描いたミュージカル「ジーザズ・クライスト・スーパースター」を発表した時に、一部のキリスト原理主義者たちは、それこそテロ的な反対運動を展開し上演の阻止行動に走った。イスラム教徒もキリスト教徒も似たり寄ったりの行動をしているのだ。
幸い、八百万の神を認め、暮れにはクリスマスを祝い、新年には神社に初詣し、寺で葬式をする日本人は、他者の信仰する神に対しても、比較的容認し尊敬の念で接するという気風があるような気がする。だから、こと宗教に関してはそれほどやり過ぎないと信じている。
いずれにしても、表現の自由は、人を不快にさせたり、心を傷付けたりしない範囲の中で許されることだ。ときにアイロニーの持つ毒性が効き過ぎて、人の心を深く抉っていることに、表現者は気付かねばならない。何事も、やりすぎはいけないのである。
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リメイク無残
http://mnws.exblog.jp/16670603/
2011-10-10T23:45:00+09:00
2011-10-11T01:03:02+09:00
2011-10-11T01:03:02+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
フィルムとビデオの重みの違い、というか登場人物が全て軽くてリアリティーがない。酪農家の主婦役として出ていた賠償千恵子、警察署長役の武田鉄矢、そして宿の女主人役で(ちょっとメイクは姥捨て山だったものの)存在感を見せた草笛光子だけが芝居をしていた。他にこのドラマの見どころを探せば、北海道の風景。羽幌の町並みや焼尻の島影、牧場の風景などしかない。
それ以外のキャストは、ストーリーの中心になる夫婦はなぜか夫も妻も元モデルだわ、狂言回しの若者役は、演技過剰がいかにも素人くさいわ、相手役の堀北は相変わらず大根だわで、落ち着かないことこの上ない。
とにかく、間違ってこのTVドラマを観てしまった人は、77年の高倉健主演松竹作品「幸福の黄色いハンカチ」を観てほしい。
クライマックスで、たくさんの黄色いハンカチが、満艦飾さながら青空に翻るシーンは、劇中では真夏の設定。ところが撮影が長引き、このシーンはかなり寒くなった晩秋に撮られたという。
なかなか雲が晴れず、天気待ちで待機している間、寒風の中、夏の半袖の扮装のまま戸外で立って待っている高倉健を心配した桃井かおりに「健さん(暖かい暖房のある待機小屋の)中で待つように言ってきたら」と促された武田鉄矢。
健さんにそう言いにいくと、
「何年も刑務所にいた自分を妻が待っていてくれるか、不安な気持ちで見に来た男を演じるには、ここで待っているしかないんです」
と言ったそうな。ハンカチを見上げるあの一瞬の表情は、そういう背景があって撮られたものだ。
もう一度言う。間違って今夜のTVドラマを観てしまった人は、77年の高倉健主演松竹作品「幸福の黄色いハンカチ」を観てほしい。いや、絶対に観るべきである。
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本当の「背面飛行」とは
http://mnws.exblog.jp/16634789/
2011-10-02T23:32:11+09:00
2011-10-02T23:32:09+09:00
2011-10-02T23:32:09+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
これがF14トムキャット、可変翼が特徴だ
いやはや、いきなりマニアックな話で恐縮だが、続き。なお、飛行機のことがまったくわからない人のために( )内に解説を入れてありますので悪しからず。
さて、僚友「クーガー」をミサイルレーダーでロックオンするなどしてビビらせたミグ(ただしもちろん映画ではホンモノではなくアメリカのF5戦闘機を怪しげな黒色に塗装した敵機役)にひと泡吹かせようとしたマーべリックが取った行動が凄い。
マーべリックを見失い焦ったミグのパイロットが上を見上げると、なんと背面(裏返しということです)になったマーべリックのF14がキャノピー(人が乗っているあの透明なところ)とキャノピーが僅か1mくらいに平行に接近(ちなみに、これはどう見てもジェット戦闘機同士の機動としては、クルマなら時速100kmで1cmの距離に近づくのに等しいくらい危ない!)、同速で飛びながら親指を立てて見せ、あわてるミグのパイロットをポラロイドカメラで撮影するのである。
なんで、こんな古い映画の話を持ち出したかというと、本物の「背面飛行」というのは、ああいうのを言うのだと教えたかったからだ。
全日空のボーイング737型機が、副操縦士のミスで「背面飛行」した、というニュースで大騒ぎになっているが、航空用語としてはどうも違和感がある。
一般的には「背面飛行」というのは、飛行機が背面で水平に「安定した状態」(推力、揚力、抗力、重力の釣り合った状態)で失速せずに飛行するという、極めて不自然で特殊な状態を指す言葉だ。
つまりこのとき、この飛行機は機能としては完全に上下が逆転している。
当然、背面飛行が可能な(つまり裏返しでも何とか飛べる)機体というのは、戦闘機やアクロバットを専門とする曲技機に限られるし、パイロットには相当の技量としっかりした(自分の体重を支えながら操縦のできる)シートベルトが要求される。
ということで、結論は全日空機は「背面飛行」したのではなく、一時的に姿勢が背面に近いところまで90度以上に「傾いた」というべきだろう。事実、乗客の多くが異変に気付かなかったというが、これは機体の上下の機能が逆転していなかったからで、宙返りジェットコースターに乗っているのと原理は一緒だ。
B737が実際に背面飛行出来るかという性能の問題は別にして、もし本当に「背面飛行」していたとしたら、乗客は一斉にあの細いシートベルトで腹のところを持ち上げられた格好で、洗濯ロープに干されたセーターよろしく機内に逆さまにぶら下がる格好になったはず。ありえない話だ。
「全日空機、背面飛行!!」などとマスコミが大げさに使う言葉には煽動の匂いがしてならない。所詮、自然科学的素養のない一般大衆には「背面飛行」が一番センセーショナルでわかりやすいだろう、という作り手の驕りも感じられる。
今日の結論。私たちは、こういうマスコミの繰り出す言葉に騙されてはいけないのである。
本当は「トップガン」の話…そう、あのトム・クルーズの恋人役のケリー・マクギリスや、G-1やMA-1(どちらもパイロット用ジャンパー)の話をしたかったのになあ。またこんど。]]>
銀行員な、あまりに銀行員な人々 その2
http://mnws.exblog.jp/14511304/
2010-09-01T13:54:01+09:00
2010-09-01T13:54:01+09:00
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masami_ws
内角高め158㎞
だがそこで、ちょっと意地悪心が働いて試しに昨日のS支店で断られた古いほうの印鑑証明書を出してみた。ここで通ったら、さっきかかった印紙代500円プラス交通費プラス諸経費をS支店のSクマとかいう支店長代理に請求してやろうと思ったのだ。
うーむ、しかしそこは同じ「アルファベット入りのやたら長い名前の某都市銀行」だけのことはある。やはり日付が古いと言われてしまった。
そおかそおか仕方ない、窓口の女性に罪はない。そこで葉書に証明書の期限が書かれていないことについて嫌味を言いつつ
「そういうこともあろうかと思って今日新しいの取ってきたのだよ」
と、いう感じで新しいほうのを出してやった。ところが、だ。次の言葉に驚いた。
「会社の登記簿謄本も必要です」
ちちちちちちょと待てい!昨日の記事の写真にある記述を見て欲しい。
(法人のお客様:商業登記簿謄本・印鑑証明書など)
と、あるがこれは普通、どちらかという意味ではないのか?もし両方必要なら「商業登記簿謄本及び印鑑証明書」とか「商業登記簿謄本と印鑑証明書」と書くのが普通ではないか。
なおかつ、昨日のS支店では、印鑑証明書の発行日のみが問題とされ、登記簿謄本も足りないなどとは一言も言われなかった。これも不思議なことだ。
ということで窓口でもめていると、またまた上司らしき男性…ちなみにお客に話すのに身分も明かさず(ましてや名刺を出すなんてする訳がない!)でもTケウチという名札はしっかり確認したぞ…が割り込んできて、出来ないものは出来ないの一点張り。
それじゃあ、葉書の言葉をどう解釈するのか、日本語的に貴方ならどう受け止めるか、と迫っても、Tケウチ支店長代理(か、代理になりそこね…だって名刺貰ってないから勝手に予想するしかないだろ)は例の銀行員特有の慇懃無礼度200%の態度で
「しかしながら私どもはお客様の大切な預金をお預かりしており…」
などと、昨日のS支店Sクマ支店長代理にさらに輪をかけて失礼な態度だ。
(ええい、こんちくしょう、こちとらてめえらからびた一文借金してるわけでもねえぞ!なにもコワいものなどないから、今に見ておれこのTケウチ支店長代理か代理になりそこね!)
と、心でつぶやき席を蹴ったのは言うまでもない。
ところが、このあと意外な展開に(つづく)]]>
死刑囚の命は鴻毛より軽ろし?
http://mnws.exblog.jp/14288264/
2010-07-29T00:54:03+09:00
2010-07-29T00:54:02+09:00
2010-07-29T00:54:02+09:00
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内角高め158㎞
ただし今回の「死刑制度反対派」法相による唐突な死刑執行については、頭の中に?が300個くらい点滅する。
そもそも、死刑制度肯定派に言わせれば、100名を超える凶悪死刑犯を収監したまま懲役も科さずに生かしていることに大いに疑問を感じている、ということになる。しかし、彼らとて死刑囚の命が虫けらのように軽いものだと思っているわけではない。
むしろ、重い罪を償えるものは「重い命」以外にない、というのが死刑制度支持の論拠であり、人の命が重いものであるという前提がそこにはある。一理も二理もある。
一方、死刑制度反対派は、犯罪者と言えども人の命を人が裁いてはならない、と訴える。「目には目を、殺人には死刑を」という短絡的な発想は間違いで、いかに凶悪犯と言えども人の命は重いのだ、という思想が根底にある。これまた一理ある。
そして今回の死刑執行。今まで死刑制度反対を標榜してきた参院落選議員の千葉法相が、政局的判断で断行した(と断定しても構わないだろう)。いざとなったら、死刑囚の命を、政局の道具として虫けらの命のように「使った」この人とその周囲の感覚には、人間として嫌悪感を禁じえない。
こんな吐き気をもよおす政治家に、人権、命、愛、幸福などを語ってほしくはないのである。]]>
雇われ経営者と政治家の共通点
http://mnws.exblog.jp/13183615/
2010-03-23T16:00:45+09:00
2010-03-23T16:00:41+09:00
2010-03-23T16:00:41+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
本来、経営で求めるべき重要な数値目標はプロセスを意味する損益計算書上にはない。むしろ結果として大切なのは貸借対照表(バランスシート)に表わされる数値だ。
また、金銭では測れない価値…例えば人的資源の蓄積など…も見落としてはいけない。リストラによって目先の利益が回復しても、企業としての体力が落ちてしまっては意味がない。
にもかかわらず、雇われ経営者が、なぜ未来と引き換えに目先の利益ばかり追ってしまうのか、というと彼らがそれによって評価される、という現実があるからだ。
これは選挙によって評価される政治家にも、よく似た状況がある。選挙のための政治と目先の利益のための経営とは、どちらも長期的視点の欠如という点で相通ずるものがある。
夏の参院選に向け、与野党の攻防から目が離せない。我々有権者にも、目先の利益ではなく長期的な展望で一票を投じる賢明さが求められる。日本の未来は、今、このあたりにかかっているのかもしれない。]]>
お笑い大型連休
http://mnws.exblog.jp/13047043/
2010-03-08T22:52:53+09:00
2010-03-08T22:52:50+09:00
2010-03-08T22:52:50+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
ずいぶん昔、フランスのクレッソンとかいう女性首相が来日して「日本人はアリのように働くが効率が悪い」とバカにして帰ったことがある。そのときは、世界の「死の商人」として儲ける武器輸出大国のフランス人がコノヤローと思ったものだが、彼らの平均的バカンスとは4週間くらいを指す。
そんな感覚から見たら「はーい、関東甲信越の皆さーん5日間の連休取りなさーい」「はーい、来週は東北の皆さーんですよー!お金一杯使いましょう」などと、強制的に行政が休みを取らせる仕組みというのは、笑い殺されるくらいのことはある。日本のお役人が考えそうな、何とも言えない貧乏臭さと、マスゲーム的全体主義とでも言うべき愚かさを感じる。
自民党時代もそうだったが、高速代安くしてやるからほらほら週末はうんと遠くへ行ってカネ使っといで、とかその延長で、いやウチはタダにしてやっから民主党に入れろとか、子ども手当ありがたくない?そんなこたあないはず、ありがたいでしょう、と押しつけてくるあたり、どうもこの国の政治家というのは、国民をナメているとしか思えない。
今、必要なことは目先の休みを国が強制して取らせるとか、結局、生活費などどこへ消えるか分からない子ども手当を逐次投入してばら撒くことではない。この国の国民が自律的に生きられる仕組みを作り、意識改革を図ることが大きな課題なのだ。
むしろ休みについては、役所はじめ公共機関はコンビニ並みに年中無休として、企業は任意に休日を決められるようにする。ただし休日の日数だけは法で定める。子ども手当は地方自治体レベルに教育関連費用として投下し、地域ごとの事情に応じて有効活用する。などといった(反対者も当然出そうな)抜本策は出てこないものか。
実は、世界に冠たるトヨタ自動車の地元では、国が定めた休日祝日とは一切関係なく、地域全体が「トヨタのカレンダー」で動いている。一週間単位で操業計画を立てる上では、不定期の祝日などは不都合なので、すべてまとめて休む仕組みだ。いやはや、そこまで徹底して結局は、地域も人も企業も幸せになり、真の自律(立)が得られるというのならそれもいいのだ。
ほんの四五日や一週間程度の連休を「大型」などと思い込まされているうちは、日本人にとって真の豊かさの人生はほど遠いものなのかも知れない。
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みんな頑張れといいたいが…
http://mnws.exblog.jp/11849957/
2009-09-01T23:15:00+09:00
2009-09-01T23:24:09+09:00
2009-09-01T23:15:56+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
昨日も書いたように確かにイメージは重要。気の毒だがどこぞで落選したK元首相の姿などはいかにも「昭和の妖怪」というイメージ。あれでは清新なイメージのM党候補者たちには勝てまい。
しかし今回の「政権交代」で、同じような政治家達のイメージだけの政党名のすり替えに国民は騙されてはいけない。というのもM党と言えども旧JM党非主流派が、紆余曲折の後JM党のJだけ取ってM党となっただけ。兄弟やかつての盟友、師弟が、両党にまたがって存在するすることが何よりの証左。これが真の政権交代と言えるかということだ。
以前からKM党を味方につけていたJM党に対し、左はSM党から右はKS党まで、もっと左のKY党以外の反JM勢力をある意味節操なく取り込んだM党が国民にかなり無茶な約束をして大勝した今回の選挙だが、結果は旧JM党非主流派が主流派に勝ったという程度でしかない。
JM党の「昭和の妖怪」的イメージを実はそのまま持っていて本当は現JM党以上にJM党的体質のM党OZ氏やKS党KM氏などが、選挙では前面に出ずに成功したとも言えるM党。
気分も一新して張り切って行こうというこのM党に水を差すつもりはないが、実は両氏などが強い影響力を持つ旧JM非主流派M党の今後を、私達は期待しつつ注視しなければいけない。
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みんなの卵焼きぃ!触るなオバハン
http://mnws.exblog.jp/11811955/
2009-08-27T00:10:28+09:00
2009-08-27T00:10:28+09:00
2009-08-27T00:10:28+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
夏休みのせいもあり、満員の店内で料理を取る列も渋滞気味だったのだが、そこでぐったりするような場面を見てしまった。
列の数人上流にいたオイラと同じくらいの年頃の…つまりいい年をした…女性が目の前の卵焼きの皿の前で、小ぶりの羊羹ほどもある卵焼きの塊を、箸で取ろうとした。ところがこの卵焼き、実は切れ目が入っているのでこれをカタマリごと取り損ねてテーブルの上に落としてしまったのだ。
これは仕方ない。ちょっと欲張りすぎていっぺんに取ろうとしたのが間違いだったのだから。
ところが問題はここから。この女性が次にとった行動が不可解なのだ。まず落ちた卵焼きのカタマリをむんずと素手で掴むと元の大皿のそばのテーブルの上に置いた。とたんに隣の友人らしき別の女性がケラケラと笑って彼女の肩を叩く。すると今度は落とした本人も笑いながらその卵焼きを手で拾い上げ、何を思ったか積み上げられた取り分け用の小皿の上に置く。またまた、隣の友人が爆笑、すると本人も大爆笑しながら三度目にはついにその卵焼きを小皿の上からなんと元の卵焼きが盛り付けられている大皿に戻してしまったのだ…もちろん「素手」で。
うーむ、オイラは神経質なほうではないが、なんとなくその後の昼飯がまずくなってしまった。すぐ坂の上の新高輪グランドプリンスでは大鉄道博覧会なども行なわれていて、子ども連れのお客さんも多い。きっとあのベタベタとオバハンに触られた卵焼きは、元気な電車小僧などが食べたのかもしれない。
なんだかなあ、まったく。いい店もヘンなお客のせいで印象が悪くなるという出来事だった。
やっぱり和食はこんなふうに上品に食べたい]]>
おなじみの「お笑いお役所お代官気質」
http://mnws.exblog.jp/11682722/
2009-08-06T23:32:45+09:00
2009-08-06T23:32:29+09:00
2009-08-06T23:32:29+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
写真は、昨日仕事をした会館の玄関に掲げてあった札だ。
うーむ、このきっぱりとした力強い有無を言わさぬ命令口調、ここまでくると見事としか言いようがない。江戸時代から連綿と続くお代官様体質、ここに極まれり。
9時から研修をするためにほんの15分くらい前に入れていただいて、職員様にはご迷惑をおかけしないように部屋の準備をさせていただこう、と思っていた我々利用者は暑い中、玄関前で待たされ(おそらく冷房の効いた)事務所ではこの会館の職員の方々がすでに出勤され朝のお茶など啜っておられる。
窓の外から、玄関をちょいとだけ早めに開けてはいただけませんでしょうかと職員様にジェスチャーで伝えると、中からわざわざお出ましになられた職員様が、ガラスの玄関ドアの向こうで、この写真の札を指差してみせる。
「おのおのがた、このお触書が目に入らぬか!」
「ははあ、お許しくだせえ、お代官様、まだ8時45分でありましたかあ」
みたいな無言のやりとり。朝から笑うしかない滋賀県立男女共同参画センターの玄関前なのであった。それにしてもだいたい「男女共同参画センター」とはいったいどういう意味なのか?「厳守」と書くセンスと、何か深い底のところでつながるものがある。
サービス業の自覚ゼロを感じさせる意味不明のネーミングだと思うとまたまた笑えてくるのであった
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男なら、エンジンの咆哮を聞け
http://mnws.exblog.jp/11137509/
2009-05-24T01:16:23+09:00
2009-05-24T01:16:33+09:00
2009-05-24T01:16:33+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
まだ北海道にいた若い頃、命懸けのようにクルマを飛ばしていた時期がある。勤めていた会社の910ブルのライトバンまで、タイヤを195くらいの幅広に履き替え、フロントウィンドウには白いステンシルでPIAAのステッカー…なんとどこにもPIAAのランプなど装着していないのに…を貼っていきがっていた。
あの頃、俺達にとってもっともカッコ悪いことはダラダラと走ることだった。だから、夏も冬もバリバリに走った。特に、冬道の交差点などはFRはアクセルオン、FFならサイド引きしながらフルカウンターでクリクリと曲がっていた。駐車場などでは、ミラーだけですばやく「スパッ」という感じで正確な場所にバックで入れられるかに命を懸けていた。バカな話だが。
当然、クルマも夢中になって磨いたりいじったりしていた。暇さえあれば、イナゴマルの2TGがどうしたとか、夏場の13ペリに勝つには、モービル1とカストロールはどっちがいいか、なんていう話ばかりしていた。どんなクルマにどんなふうに乗っているか、というのが男にとっては非常に大切なこととされたが、決して高いクルマを持っているからというだけでは尊敬されなかった。特に、オートマ車などは「オヤジグルマ」として指さして笑ったものだ。
話は変わるが、最近運転の下手くそな若い男というのをよく見る。結構な高級車に彼女や家族を乗せて、駐車場で何度も切り返したり、カーブの最中や下り坂でダラダラとブレーキを踏んだりしているのを見るとナンダカナアと思ってしまう。この間など、バックの縦列で下ばかり見ているので、何かと思ったら後方のモニターカメラが付いていてそれを見ながら駐車しようとしているではないか。
草食系男子という現象が言われているが、クルマに興味のない運転の下手くそな若者の姿と重なるものがある。プレステのグランツーリスモはやったことがあっても、実際にアクセルを踏んでホンモノのエンジンを8000まで回したことのない男は不幸なのだ。
上の写真はロスで撮ったものだが、40年以上前のクルマをこんなふうにピカピカに手入れしてバリバリ乗ってる。金があれば、皆メルセデスやBMWの新車に走る日本とはクルマ好きの土壌の深さが違う。
ともかく、いつまでもこういうのを見て血が騒ぐ男でいたいと思っている。
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終わってるぞ!Sミリンの近隣対応…他山の石
http://mnws.exblog.jp/10712409/
2009-04-04T23:26:00+09:00
2009-04-04T23:29:37+09:00
2009-04-04T23:27:46+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
少しアタマにきて「これ何時までかかるの?」と訊いたら「いやーちょっとわかりませんね」だと。話にならないので重機のそばに配置されていたもう一人の警備員に訊いたら「5時です」とそっけなく答える。これまた迷惑をかけてるという風情のかけらもない。
その後、その2件先にあるお客様のところで驚くべき話を聞いた。なんと昨日も1日道路をふさいでいたが、事前に何の連絡も挨拶もなく、現場監督らしき人物の顔も見たことがないと言うのだ。一方通行の川下にあるこのお客様のところでは駐車場にクルマを入れたくても入れない状態だというのに! 道路は向こうからの一方通行。
なおかつ、近所には現場関係者のものと思われる乗用車が終日路上駐車。そして、昼休みにはきっちりと作業を中止した重機のガラス張りの運転台でオペレーターが足を組んでいぎたなく寝ていた。休憩なしで作業しろとは言わないが、道路をふさいでおいてその中で寝てるというのは余りにも配慮に欠ける行為だ。
そして、本当に残念だったのは、この現場は日本でも有数の住宅メーカーS友R業の注文住宅の現場であり、重機が吊り上げて組み立てていくパネルには誇らしげにこの会社の名前がべたべたとスタンプされていることだ。これが以前、工期管理などではベンチマークとしてリスペクトされた会社の仕事なのか?
道路占有許可は取っているのだろうが、それにしてもこんな近隣対応では、工事のたびに「家を建てるときにS友R業だけはやめよう」という人を増やす逆宣伝になっている。なにもこの会社、この現場担当者だけを痛めつけようという意図はないが、どんな業種にせよ、こんな無配慮な仕事をしてはいけないという「他山の石」事例として敢えて掲載させていただく。 ]]>
噛み合わない会話
http://mnws.exblog.jp/10637055/
2009-03-26T17:47:00+09:00
2009-03-26T17:53:44+09:00
2009-03-26T17:47:22+09:00
masami_ws
内角高め158㎞
高輪京急ホテル(東へ10秒)
高輪東武ホテル(西へ20秒)
グランドプリンス新高輪(北西へ30秒)
品川プリンスホテル(南東へ45秒)
パシフィックホテル東京(北東へ50秒)
といった位置だ。ちなみに去年から身売りして閉鎖のため従業員大量解雇で大騒ぎして、最後は機動隊まで入っての強制執行になった京品ホテルも走って55秒という距離だ。
さてこの中のある某有名ホテル、とだけ書いておこう。数日前の電話での会話
オイラ:「おたくに入っているレストランの〇○ー〇ー〇ピアは今日これから予約なしではいれますか」
受付嬢:「当日の予約は承ってはおりませんが」
オ:「だから、今、予約がなくてもはいれるか、ということですよ」
受:「お席が空いていればはいれると思いますが」
オ:「だから、今、席が空いているかを訊いてるの」
受:「それでしたら、こちらはレストラン予約の担当ですので直接お店へおつなぎします」
うーむ、この受付嬢、言葉は丁寧だが、話し方がなんだか木で鼻をくくったような高慢な印象で感じ悪いことこの上ない。
お客としては、今日予約が出来るかどうかなど問題ではなく、問題はこれから行って入れるのか入れないのかだ。席が空いていれば入れるなんて当たり前のことも言われなくてもわかっている。それなら最初っからレストランにつないでくれれば良いだろうに。
なんでこんな噛み合わない会話をするのか?どうも、彼女がアタマが悪いわけでもなさそうだ。
むしろオイラが感じたのは(こんな田舎モノのオッサン、うちに来ないでよ)とでも言いたげな「底意地の悪さ」。とにかく、なんとも後味の悪い、ぐったりする電話応対であった。 これは強制執行後、ベニヤ板で封鎖された京品ホテル。後ろに見えるのが問題の某有名ホテルだ。
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