風ニ負ケヌ草トナリ、雨ニ負ケヌ花ヲ咲カセル。私ハソンナ人間デアリタイ。


by masami_ws

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最上の恋は、世界の中心で叫ばない恋

 今、千歳便の機中でワードにこれを書き溜めているのだが、さっき搭乗時に隣のチョバ壁野郎が、CAのお姉さんに小汚いズダ鞄を棚に上げさせていた。しかも「あ、ちょっと待って出すものあるから」などと言ってそれを持たせたまま鞄の中を探っている。
 てっきり本かパソコンでも出すのかと思ったら、なんといきなり表紙を見ただけで下品な漫画雑誌。一見サラリーマン風で身なりも悪くない若い男なのだが、羞恥心というものがないのかね。しかも、今それを隣で熱心に1ページずつ眺めている。おーい、何でもいいからページをめくるときに、駄菓子屋のおばばが紙袋を一枚ずつ取るときみたいに、指を舐めるのだけはやめてくれよな。…ったく!

 さて、ベストセラーになっている藤原正彦氏の著書「国家の品格」に会津藩校の訓え七カ条というのがあって、同書を取り上げた人の多くが触れている。(詳細は国際3KM協会公認インストラクターKウチYイチ氏の「あるなる」やオホーツクの熱血教師Nムラ先生の日記(この日のは特に痛快だ!)を読んでいただきたい)
この七カ条、武士としての生き方を明確に示して、最後に「ならぬものはならぬのです」と、きっぱり有無を言わさず言い切っているところが素晴らしい、と多くの人が賞賛している。
ただし、問題は第七条で、ここだけは皆、引っかかるようだ。曰く「武士たるもの、外では女子にみだりに声を掛けるな」というのだ。うーむ、これで、普段からフンドシなど締めて侍をきどっておられる割には、デニーズのおネエさんだろうがラーメン屋のおばあさんだろうが女性と見れば声を掛けまくる克舟アニイなどは完全にアウト。
昔の武士というのは異常に堅物というか、へんなこだわりを持っていたといえる。彼らは、なぜこんなことを大切にしたのだろう。
三島由紀夫も信奉していた武士の心得書と言えば、江戸時代、佐賀の山本常長によって編まれた「葉隠れ」。実はそこにヒントがあった。
「…恋の至極は忍ぶ恋と見立て候、逢いてからは恋のたけが低し」
(最上の恋というものは心に秘めた恋だと思う。逢ってしまっては恋の価値が低い)
などと書いてある。そして究極の恋は、それを秘したまま死ぬまで思い続けて、最後に煙となったとき、やっと初めて「ああ彼はあの人に恋していたのだなあ」とわかるようなものだというのだから、そのストイックさというのは凄い。死んで煙になったときに相手のほうにたなびいて行けとでもいうのだろうか。
 でも常長は、その場にいた4~5人がその話に痛く賛同したために、以後「煙仲間」などと呼ばれたという笑い話まで書いているから、少なくとも当時はこういう生き方に賛同する男も多かったということだろう。
 恋は秘して語らず。うーむ、世界の中心で叫んでしまうような恋が最上とされる現代の価値観の対極にある「最上の恋」の姿。そう思うと、この会津藩校の訓えの第七カ条にこそ、現代社会と決定的に違う美学に基づく、人間として(特に男として)の生き方が示されているような気がする。f0054720_2215617.jpg
中学のときこの人に恋したまま死ねばよかった?ほんとに好きだったなあ…


 なんてことを格調高く書こうとしているときに、隣のチョバ壁野郎め、寝やがったな。あ~あ、口開けちゃって銀歯丸見え。お、おい、オレの肩にアタマ載せるなよバカ、こら起きろってば、恥知らずっ!こらっ…
by masami_ws | 2006-01-31 22:06 | 内角高め158㎞

君はチョバ壁を読んだか?

f0054720_23163478.jpgベストセラーについて書くのはミーハーっぽくって嫌だが、もともとファンでずうっとこのおとっつぁんの書くものを読んできた身としては、今頃出す本出す本がベストセラーになるとは複雑な思いだ。
 ということで、今どき電車の中で新書版を読んでいる人を見かけたら10人中5人がこの本(ちなみに他の3人は先日紹介した「国家の品格」だ)という「超バカの壁」(養老孟司著、新潮新書)について書く。
 なにせ、言葉は平易でも中身は結構難解、しかも歳を取るにつれ書き方のひねくれ度もかなりのものとなっている養老のおとっつぁん、しかしその中には正義の血がしっかり流れている。
 印象的なのは「仕事というのは平らなところに山を作るのではなく、目の前にある世の中の穴を埋めること。だから自分にあった仕事を見つけようなどと考えるな」という氏の論法。よく土屋公三も口にする「偶然を必然にする」ということだろう。
 ベストセラーなど、と侮らず是非一読をお勧めしたい一冊である。
by masami_ws | 2006-01-30 23:17 | スライダー142㎞

見誤ってはいけないこと

 事件などを起こした人物について
「やっぱりあの人はああいう性格だから」と、その事件が本人の元々持っている性格に起因するかのように見る人が多い。報道などを見ても、大昔の同級生、教師などを引っ張り出して、本人の育ちや家庭環境がこういう悪い性格を形成したなどと分析してみせる。
 また会社などでも、問題のある社員…例えば業績不振の社員などを見て「彼は性格が○○だから」「前にも同じことをやっているので性格に問題が…」などと見てダメ社員という烙印を押してしまうことがある。
 つまり過去の行動から本人の性格の問題を見つけようとする。そして目の前の問題が、その元になっている性格によって引き起こされていると考える。この論法は正しいか?
 オイラなど何かやらかして、昔の同級生どころか、つい最近のことだって、誰かがインタビューされたら
「やっぱりねえ、中川さんはいい歳してハワイのホテルのベッドをトランポリン代わりにして跳んでましたからねえ…やっぱりこんなことになりましたかあ…」
なんてことを言われるに決まってる。すると必ず尻馬に乗って
「いやいや、それに11月に成田まで半ズボンで帰ったり、酔うと『○ェ~こきましたね』などという品のない歌を歌ってましたから、よほど問題のある性格だったんですよ、きっと」
などと言い出す人も出てくる。
 だいたい、最近はあまりやっていないが、酔っ払うと必ず脱ぐ(それも一糸まとわず!)なんてことを、数限りなくやってきたオイラのこと。仮にだが、立小便で捕まったとしよう。するとそういう過去を暴かれて「そういう性格の人だから」と精神分析されてしまうだろう。ただ公共心を失う程度に飲みすぎて酔っていただけのことでもだ。
 他人や、時には自分の問題を何でも性格のせいにするのは間違いだ。最近よく「僕って○○な人ですから…」などとあたかも客観的に自己分析しているかのように語る馬鹿者がいるが、ドついたろかと言いたくなる。もし短所に気付いているなら直せよって。
 仕事や会議中に居眠りをする人間は性格がだらしないとか根性がないのではない。夜更かししているのだから早く寝るようにしろ、ということだろう。
 まあいずれにしても、骨抜きマンションに関わった人たちみんな性格が悪かったとか、ホリエモンの性格がやっぱり問題だったとか言ってると本質は見えてこないし、同じ性格の奴が出てきたとしたらその論法では再発防止もできない。私たちは、その点を見誤ってはいけないのである。
f0054720_231386.jpg
出張先でカラオケに興じる当社ニッT選手。夜になると素早くセーターに着替える(それもアーガイル!)のは、性格の問題ではない。寒がりなだけだ。

 
 
 
by masami_ws | 2006-01-29 23:22 | 直球勝負!

新居です!これからもよろしく!

 やっと引越ししてきた!前回は、会社HPから飛び出しての初ブログ、つまり「一人暮らし初めて」の引越しだったので、当社の社外デジタル部長であるクレスト渡部氏にお願いして「引越し楽々パック」状態だったが、今回は自分でやってみた。

 なんとなく、一人でリヤカー引っ張って(ってこういう表現も死語だねえ)引越ししたという感じ。でも意外と簡単で2時間で引越し完了だ。細かい使い方はよくわからないが、写真のレイアウトなどはここ(エキサイト)がやりやすいようだ。

 とにかく、しばらくはここでやっていこうと思っているので、ぜひ「お気に入り」に登録していただいて、時にはコメントで相変わらずバカなオイラを叱っていただきたいのである。
f0054720_13555827.jpg
ここがこのブログの秘密基地。雑然としているのは毎度のことだ。
by masami_ws | 2006-01-28 13:57 | 直球勝負!

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