風ニ負ケヌ草トナリ、雨ニ負ケヌ花ヲ咲カセル。私ハソンナ人間デアリタイ。


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医師 高橋亨平さんの生き方に学ぶ

 普段は、3KM経営塾会員向けに配信している「今週の朝礼」ですが、今週は多くの人に高橋亨平医師のことを知っていただきたく、ここに転載します。

今週の朝礼 2013.2.11. 

 先月22日、ひとりの医師が亡くなりました。その名を高橋亨平(きょうへい)さんと言います。高橋さんは、昭和46年から現在の福島県南相馬市で産婦人科医として働いてきた方で、取り上げた赤ちゃんは1万人を超えるというベテラン医師でした。

 高橋さんは2年前の震災後、多くの市民が避難し、多くの医師がいなくなった南相馬市で「やり残したことがある、自分のやれることをやらなければ」と地元に残って、専門以外の科目にわたって、残った住民のための診療を続けました。

 しかし、高橋さんのその強い意志とは裏腹に、体は病魔にむしばまれていたようです。震災の2ヶ月後、医師である高橋さんに大腸ガンが見つかり「余命半年」という宣告を受けたのです。

 自分の病状がわかってしまう医師が、こういう病気になること自体、たいへん苦しいことだったと思うのですが、高橋さんは「子育てのできる南相馬に、そして日本の復興のため、まだまだやり残したことがある」と、自らの病魔と戦いながら鉄のような意志で医療の現場に立ち続けられました。

 結果として、ついに入院を余儀なくされる昨年12月まで、ガン宣告から1年7ヶ月に亘って被災地の医療を支え続けた高橋さんには、平成24年度「産科医療功労者厚生労働大臣表彰」が授与されました。

 しかし先月22日の授賞式に高橋さんの姿はありませんでした。同じ日の午後、愛してやまない南相馬市内の病院で、医師高橋亨平さんは74歳のその生涯を終えたのです。

「幹部の十箇条」の第3条に
「仕事については一流であり、仕事観、使命感、人生観を確立していること」という一文がありますが、高橋さんの姿はまさにこのお手本のような姿だと思います。だからこそ、震災という大災害や自身の病、死というものに真っ向から立ち向かって行けたのだと思います。

 そして最後まで負けなかった。たとえ高橋さんの命は尽きても、その生き方に多くの医療関係者が共感し、あとに続こうとしていることを知ると、高橋さんはやはり、最後まで負けなかったのだと確信できるのです。
心からご冥福をお祈りしながら私達もこの高橋医師の生き方に学びたいものだと、しみじみと思います。
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by masami_ws | 2013-02-12 08:46 | 鎮魂の辞

敢えて体罰を擁護する!

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 柔道女子日本代表の監督が暴力・暴言問題で進退伺を出したというニュース。昨日の記者会見を見ていて何だか可哀そうになってしまった。受け応えを見ていると、この監督、失礼だがどう見ても言葉でうまく表現することが苦手なタイプなのだろう。

 学生時代は五輪に行くかというところまで柔道をやっていて、その後トップセールスになった大先輩が「俺は脳味噌も筋肉だからな」と威張っていたのを思い出す。やはり乱暴な人だったが、感性的な人だからお客様にも部下にも好かれていた。

 この監督も、意地悪な人間には見えない。むしろ、自らが五輪に行けなかった悔しさを選手に託して、熱血の指導を行ってきた純真な人だ。ただ、本来激しく身体をぶつけ合う柔道の世界で、尻を叩いたり「死ね!」と叱咤したりすることが暴力とかパワハラとかいう認識がまったくなかったというだけだろう。

 そもそも、最近のマスコミの論調は

① 悪いことをしたときに与えられる体罰
② スポーツなどで気合いを入れる、または悪い癖を矯正するための打擲(ちょうちゃく)
③ 本当に相手の心身を傷付けることを目的とした暴力

の三つの異質な行為を混同して「体罰=暴力=絶対悪」という単純な図式で、大衆を思考停止させようとしている。それを言うなら、禅僧が与える警策はどうなんだ?と言いたい。あれだって、いただくとかなり痛い。
アントニオ猪木なんか「体罰を助長している」とかなんとか言われてどれだけ訴えられるかわかんないぞ。

 ここからは個人的な意見だが、①に関しては体罰を一度は禁止したもののその弊害が問題になり再び体罰合法となった英国の例などを見ても必要なのだと思う。日本の警官が持っているめったに使わない銃や警棒は、持っているだけで治安維持に貢献している。

 生徒が授業中に平気で教室をうろつきまわる小学校の授業風景を見ていると、げんこつの一つも張れない教師は、丸腰の警官のようなものだと不憫に思える。バカボンに出てくるピストル乱射お巡りさんのようなのがたまにいるから、全ての警官の拳銃を取り上げろと言うことは、果たして正しいのだろうか

 では②はどうか。欧米のスポーツ界では考えられないと言っているが、本来スポーツのトレーニングは身体を痛めつけるもので、体罰を否定している指導者も練習では体罰以上の苦痛を与える場合もある。

 誉めて育てることで有名な女子マラソンの某監督は顔ではニコニコしながら、ボルダーのような高地で選手に苛酷なトレーニングを課す。ついて来られない選手はハイさようならとお払い箱で、この人は陸上をやっていた自分の娘も相手にせず一流の素質がある選手だけを育ててきた。ある意味、強烈に冷たく非人間的だ。

 剣道や柔道、レスリング、空手、ボクシングなどの格闘技では、手で叩いて指導されるよりはるかに痛い相手からの技などいくらでもあり、指導者に叩かれたり蹴られたりするのをいちいち気にしてるような選手など役に立たない、という考え方にも一理ある。世の中に「尻を叩く」という常套句がある通り、文字通り尻を叩かれて新たな頑張り方を知る者もいる

 柔道指導者が指導と称して、選手を上四方固めで落とす(≒気絶させる)ことをしても、これは柔道の技を教えているので暴力ではなく、手で叩いた程度で全て暴力になるというのもどうも腑に落ちない。
 まあ、とにかく今回の問題も、もしロンドンで10個くらい金メダルが取れていたらまず出て来なかった話で、貧すれば鈍すの典型。結果が出ていれば「監督に厳しい指導をしていただいたおかげで」となる話だろう。

 
 マスコミには、叩かれて強くなった体験よりも、叩かれて不貞腐れた体験の持ち主が多いのか、体罰が前時代的、根性論的害悪と決めつける傾向が多い。しかし、人生の戦いには肉体的に叩かれることよりはるかにきついことが沢山あるし、暴力でもっとも陰湿なものは、目に見える暴力の形をとらないものだ。それこそマスコミの得意なものだ。

 願わくば、自ら叩かれてそれを暴力とは感じずに自己を鍛えてきた39歳の園田氏が、戦ったことのない目に見えぬ世間を相手に、叩かれて鍛えられた柔道精神を発揮して再起されんことを。

 こんなことで、日本の柔道が、いやスポーツ全体が、なよなよとした同好会的お遊びに転落することがあってはならない。ちゃんと血の通う「体罰」ができる教育者、指導者を育てることが大事なことで、体罰を全て禁止することが真の解決ではないことをなぜ誰も言わないのか。きっと、今の日本ではこんなことを言う人間は人気がないのだろうなあ。
by masami_ws | 2013-02-01 23:22 | 直球勝負!

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