風ニ負ケヌ草トナリ、雨ニ負ケヌ花ヲ咲カセル。私ハソンナ人間デアリタイ。


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経営というコマの心棒

 今月の日経、私の履歴書はとても読み応えがある。安部会長と同様、若い頃ミュージシャンだったオイラは、なんとなく同じ匂いを感じていたのだが、実際にはモノが違う。いつお見かけしても、ミュージシャンの面影はある。プロになっていたとしてもそれなりのアーティストになっていたはずだ。ということで、今月12日の「今週の朝礼」を転載します。
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今週の朝礼「経営というコマの心棒」2016.9.12.
 日経新聞の名物連載記事「私の履歴書」、今月は𠮷野家ホールディングスの安部修仁会長で、さすがに序盤から中々面白く読める内容です。ミュージシャンを目指して九州から上京、たまたまアルバイトで入った𠮷野家で今日に至るまでの物語、いよいよ楽しみです。

 𠮷野家は明治
32(1899) 日本橋にあった魚河岸で創業、その後、関東大震災で市場と共に築地へ移転しました。当時、食べ物を扱う味のプロたちを主要客とするこの店は「うまい、早い」を宣伝文句に、毎日食べても飽きないことが売りだったようです。

 1960
年代後半からアメリカ流のチェーンストア理論に触れた経営陣は、この店の多店舗展開に乗り出します。プロが認める味ですから売れないわけがない、どんどん店舗を増やしあっと言う間に日本流ファストフードとして急激な全国展開を成功させました。

 この当時のキャッチフレーズは創業当初の「うまい、早い」から「早い、うまい、安い」と変わります。しかし、この「うまい」を最優先しなかったことが、粉末つゆとフリーズドライ肉の使用という失敗につながったのかも知れません。客離れが起こったのです。

 その結果、
1980年同社は会社更生法を申請、一度は倒産の憂き目に遭いますが、幹部社員であった安部・現会長らの努力で見事に復活します。このときの合言葉は「うまい、早い、安い」でした。「うまい」が一番目に復帰、まさに原点に回帰したとも言えます。

 2000
年代からは「うまい、安い、早い」となり、「安い」と「早い」が入れ替わったものの、やはり「うまい」が一番アタマについています。2004年のBSE騒動で牛丼販売を休止したのも「うまい」牛丼が作れなければ売らないという信念があったからです。

 𠮷野家の成功と失敗を見るとき、経営で最も大事なことは何か、ということを教えてくれているような気がします。お客様に「うまい」と言っていただくこと、お客様第一主義が全ての商売の原点にあり、それを忘れた時に落とし穴があるということです。

 豊洲移転問題に揺れる現在の築地市場ですが、場内の一角には今も𠮷野家一号店が営業しています。毎日、相変わらず市場関係者、仲買人、仕入れに来た飲食店従業員などで賑わっているこの店は、まさに𠮷野家の出発点です。

 経営というコマにおいては、環境の変化に対応して常に回転させなければならない回転面がある一方で、絶対ぶれてはいけない心棒があります。そうした意味でも「うまい」という心棒を中心に回り続ける𠮷野家にこれからも大いに注目したいと思うのです。

by masami_ws | 2016-09-29 22:56 | 乾杯!

営業マンが絶対に伝えるべきこと

 住宅営業マンがお客様に絶対に伝えなければいけないことがある。それは、お客様は家というモノを買うのではなくそこに住まう時間を買うのだということ。例えば仮にこれから50年住む家の入居が1年先になると2%、2000万の住宅なら40万円もお客様が損をする。そのように実は時間の経過と共にどんどん損をして行くことを教えられないなら営業マン失格だ。

 「子どもに手がかからなくなってから」「金利が下がるのを待って」「余裕が出来てから」などと言っている悠長なお客様には「お客様のご家庭はサザエさんちですか?」と訊かなければいけない。サザエさんやちびまる子ちゃんの世界では、時は止まったままで誰も歳を取らないし死ぬこともない。しかし残念ながら、私たちが住んでいる世界はサザエさんの世界ではない

 同じことは教育にも言える。子どもの教育なら、例えば受験という関門があるので、塾に通わせるとか家で猛勉強させるなどタイミングを逸してはならない場面がある。教育に待った無しだということは誰でもわかる。勉強すべき時にサボって浪人や留年すれば、社会人としてのスタートは確実に1年遅れる。現役50年としてやはり2%の損だ。    

 ところが社員教育ということでは、その時間の損失が忘れられていることが多い。優先順位の完全な間違いなのだが、業務が忙しい、売上げや利益が先だ、余裕がない、本人にやる気がないなど、一見もっともな理由を上げて結局、教育が後回しとなり、しまいには忘れ去られて行く。すぐに社員教育に手を付けられない正当な理由は、子どもが勉強したくない言い訳同様、いくらでもあるのだ。

 しかし、それにぐずぐずと手を付けないでいることが、どれほどの損失か経営者は気付かねばならない。我が子の教育には熱心な経営者が、社員の教育を疎かにするのは残念なことだ。
成長企業が成長のためにもっとも優先していることは人財の育成だ。その優先順位を間違っていない経営こそが生き残る経営なのだから。

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by masami_ws | 2016-09-28 11:25 | 直球勝負!

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