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風ニ負ケヌ草トナリ、雨ニ負ケヌ花ヲ咲カセル。私ハソンナ人間デアリタイ。


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極私的ニューヨークレポート⑥「またまたやっぱり買い物はジャーズィーに限るっぺ!」


 以前、ニュージャージーのバーゲンタウンについて書いた記事は、なぜかオイラのこのブログで過去一番閲覧されているようだ。その中でも書いたことだが、ニューヨークに行って買い物をするならマンハッタンの中だけでするのは実にもったいないということ。

 まずは、観光コースになっているアウトレットモール「ウッドベリー・コモン」がある。ただし、距離的には東京から御殿場のアウトレットに行くくらいの感覚があり、移動に時間がかかり過ぎるのと、今は客層が圧倒的に中国人主体となっていて、今回もここは千葉の酒々井のアウトレットかと錯覚するほどだった。

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現在は、こんな具合であちこちリニューアルされて工事個所が多く閉店中の店も多い中、ただ一店かつて日本人がコーチに並んだように、トリイ・バーチだけが入れ替え制の入店制限をしていた。並んでるのは見事に中国の方ばかり。どうもあの金ぴかで丸い、見ようによっては中華風にも見えるマークは、かの国の人々にはとりわけお気に入りなのだろうか。

それはともかく、それよりももっと手近、ポートオーソリティーのバスターミナルからハドソン川を渡って30分で着く対岸のニュージャージー、パラマス地域には観光客は殆ど訪れていないと思われる素晴らしいショッピングモールがある。今回は、特にもっとも巨大な「ガーデン・ステイト・プラザ」に行ってみた。

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ウェストフィールド社というオースラリアの不動産業者が世界各国に展開している形態らしいが、とにかくその規模と言ったら日本のららぽーとや三井のアウトレットなどの比ではない。子どもの頃、ナマでジャイアント馬場を見て人生観が変わったのと同じ衝撃を…って解りづらい表現でスマぬが…受けた。

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とにかく、到着してなだらかな起伏のある駐車場の広大さにあきれる。これでも、休日には満杯になるというから、普段ジャージーと言って田舎扱いしているくせに、いかにたくさんのニューヨーカーが安い消費税率を求めてニュージャージーに押し掛けているかがわかろうというものだ。とにかく端っこに駐車したら建物の入口まで10分くらいは歩きそうだ。

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見よ! このスケール!

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これはアメリカ版「王様のアイデア」ブルックストーン
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セレブな女性御用達、ビクトリアズ・シークレット
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館内には電気自動車テスラの販売店も!


別棟には家電量販のベストバイ、そしてメインの建物群には、まずフルサイズのノードストロームがどおんと鎮座する。ちなみにマンハッタンにはユニオンスクエアにノードストローム・ラックというアウトレット店はあるが、正規店はない。おそらくここが、マンハッタンから一番近い店だろう。

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ユニクロもちゃんとある!

さらに同規模のニーマン・マーカス、ロード&テイラー、そしてメイシーズとくれば、これはもうアメリカの代表的高級デパートのそろい踏みといった感がある。庶民派にはちゃんとJCペニーもあるから安心だ。そしてそれ以外を埋め尽くす専門店の数々。とにかく一カ所でこれだけの店を見られる場所はなかなかない。

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ニーマンマーカス

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 ロード&テイラーはノードストロームを意識してか、店長の顔写真いりポスターまで作って、やたら顧客満足を強調していた!

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アメリカン・イーグルはここでは珍しいアウトレット店だった。
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これは全部コンバースです!
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イギリスからきたスーパードライストア 極度乾燥(しなさい) 相変わらず意味不明の日本語Tシャツなどを売っている。

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ここのトリイバーチは閑散としていました!

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なんとCAPだけの専門店リッズ

また超大型のシネコンAMCも併設、ハワイのアラモアナSCにあるような巨大フードコートなど、至れり尽くせりだ。

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そして便利なのは、ここを見た後、クルマで5分ほどのバーゲンタウンに移動すれば、今度はノードストローム・ラックを始め、さっき見たばかりのショップのアウトレット店で買い物が出来るということだ。ガーデン・ステイトの正規店で見た後、買い物はバーゲンタウンでという手も打てるのだ。




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こちらはバーゲンタウン

やはり、移動はバスよりもレンタカーが便利。ジョージ・ワシントン・ブリッジを渡ればすぐなので、マンハッタンの中での移動のほうが時間がかかるくらいだが、ウッドベリーよりは遥かに近く、良い買い物ができるはずだ。百聞は一見に如かず、是非お勧めしたいニュージャージーなのである。


# by masami_ws | 2015-08-05 22:37 | ニューヨーク・ニューヨーク

極私的ニューヨークレポート⑤「NYのスーパーマーケット事情」

 外食すると、庶民的な店でも結構な金額になってしまうニューヨーク。一週間以上滞在するなら、大衆的なホテルで出来れば簡易キッチンと電子レンジつきの部屋をお勧めする。(ついでにいうと、コインランドリーが建物内にあることも結構重要だ)

 ということで、食料はスーパーなどで調達することになるが、マンハッタンの中心部にはウェグマンズのような大型店は出店していない。小型の食品スーパーしかない。大きくてもコロンバスサークルのタイムワーナーセンター地下など何カ所かにあるホールフーズマーケットくらいだろう。

 オーガニック系の代表格としてすっかり市民権を得たホールフーズ。ここのレジが面白いのは、並んでいるレーンを色分けした画面に、お前は今、何番のレジへ行け!という番号が示されるというシステム。日本のスーパーのように、どのレジが一番早いかを客が虎視眈々と選ぶという必要がない。写真は、緑の列の客は14番レジに行くようにと表示された瞬間。

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 また老舗ではブロードウェイ80丁目のゼイバーズが有名。アッパーウェストのアイコン的存在で、映画「ユー・ガッタ・メール」で現金用とカード用のレジを間違えて並んだメグ・ライアンをトム・ハンクスが助けるシーンが印象的な総菜屋的スーパーだ。
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 大量のチーズ、オリーブ、スモークフードなどが圧巻の一階から階段で二階に上がると、いわゆる昔でいう「金物屋」になっており、特にここのキッチン用品は庶民的だが何でも揃う。売り場の主のようなおばちゃんに聞くと何でもあって、素早く商品のところまで案内してくれるのも凄い。写真が映画になった問題のレジだ。

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 そのゼイバーズからちょっとブロードウェイを下がった並びの72丁目には西海岸から来たオーガニック系グルメスーパー、トレジョことトレイダー・ジョーズが出店している。ユニオンスクエアやチェルシーにも進出している人気店。ディーン&デルーカは高級すぎてとてもスーパーとは言えないが、ここの雰囲気はちゃんとスーパーだ。写真は今回、訪れたロングアイランドの郊外店。店内は撮影できなかった

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トレジョのエコバッグもかつてのディーン&デルーカ同様ファッション・アイテム化しているらしい。紙袋だって何だかおしゃれに見える。そして何といっても商品はその殆どがトレジョ・オリジナルというところが凄い。ちなみにこれは今回の買い物。

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 これこそスーパーと言えるかは疑問だが、今回はマジソン・スクエアのイータリーで初めて食事をしてみた。

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 大型のイタリアン総合食材店+イートイン方式レストラン・カフェというべき店で、雑然としているが楽しい専門店だ。なんとスパゲティはシンプルなチーズのみ!


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 そして今回の新発見がここ。イースト・ヴィレッジのニューヨーク大学本部の建物に入っていたニューヨーカーズ・フードマーケットというベタなネーミングの店。

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 何に驚いたかというと、まずニューヨークでは見かけないものがあったからだ。それは自動ドア!どこへ行っても、もの凄く重いドアを手で押しあけて、締める時には後ろから来る人に配慮しなければならない押し開き式や回転式のドアしか見たことがないニューヨークで、初めて自動ドアを見た。店内の様子も整然として、どこか日本のスーパーを思わせる。
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 ちなみに瓶に入れて売られているのは色々な品種の米。品揃えにこだわりを感じる。
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 そのほか定宿に近くいつも一番お世話になる率が高いのが、8番街49丁目(野村證券のビルの向かい)にあるフード・エンポリアム。ちょこっとホテルで食べたいものを走って買いに行くには便利だが、街中なので割高なのは覚悟しなければならない。

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 最後にこれもスーパーではないが、NYに行ったら一度は足を運ぶ懐かしい場所。グランドセントラルステーション地下のフードマーケット。ここの鮮魚と香辛料とオリーブとチーズとスイーツと、それはもう何が何だか分からない匂いが入り混じった空気が大好きだ。

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 日本には清潔だが無機質な店が多い中、新しい物と古い物が雑然と入り混じったニューヨークのスーパーマーケット、そこからはこの街に棲む人々の息遣いが伝わって来るようだ。


# by masami_ws | 2015-08-01 15:55 | ニューヨーク・ニューヨーク

極私的ニューヨークレポート④「アメリカの建設事情…神は細部に宿っているか?」

 ドイツに生まれナチスに追われてアメリカに亡命、その後シカゴを中心にアメリカの建築に大きな足跡と影響を遺したミース・ファン・デル・ローエの名言「神は細部に宿る」は建築を学ぶ人ならずとも知る人の多い言葉だろう。


 そのアメリカの建築をもっともシンボライズした形で見ることが出来るのがニューヨーク、とりわけマンハッタンの摩天楼の数々だ。なにせ1931年というから昭和6年に、102階建てのエンパイアステートビルディングを工期わずか16ヶ月で完成させた伝統は今も受け継がれている。

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 エンパイアの工事では、グランドキャニオン辺りの断崖絶壁を根城とするインディアン(おっと間違えた「ネイティヴ・アメリカン」と言わないといけないのだった)の、まったく高所を恐れない種族が有能な作業員として多数働いていたということだ。

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 そんなアメリカ流のとび職を駆使して、110万人工(にんく)の仕事を16ヶ月で完成させたアメリカ流の建設を一言で言えばどうなるか。それは「確かに神は細部に宿るかも知れんが、とりあえずはそんなことよりどおーんと思い切って行ってみよう」となる。…ってぜんぜん一言じゃないけど!

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 安全管理など、たいへんな訴訟社会でありながらそれでいいのか?と首を傾げたくなることが多々ある。アメリカでは作業者が保護帽(ヘルメット)を被っていないケースは良く見る。そして被っていても顎紐をしている作業者を見たことがない。
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 合わせて、日本では工事に付きもののガードマンの姿を見たことがない。そして、様々な養生(危険部位をカバーしたりすること)が大変に雑だ。それらの点では、世界の先進国を自負するアメリカも、中国と大差はない。



 地震がないという自信…って駄洒落じゃないが…からか、全体に足場や仮囲いなどの仮設が簡素だったり、日本ならぜったい頑丈なタワークレーンを使うところで、信じられないような華奢な構造の資材運搬エレベーターが信じ難いスピードで上下していたりする。

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 日本なら役所の許可を取るだけでたいへんな手続きが必要なものも、この国では自己の責任において、ということで許されている。良く言えば鷹揚で大胆、悪く言えば大雑把な建設に対するスタンスが、この国の摩天楼の成長スピードに寄与している部分が大きいのである。


# by masami_ws | 2015-07-25 13:54 | ニューヨーク・ニューヨーク

極私的ニューヨークレポート③「ホンモノのアメ車を見に行く」


 今回は、古き良き時代のアメ車達を見に、わざわざロングアイランドの片田舎まで、M・ストリープが「恋に落ちて」でR・デニーロと恋に落ちた通勤電車を横目に見ながらレンタカーを走らせた。行く先はなんとバビロン!という名の町。

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 こんな町に、マディソンやレキシントンなどマンハッタンの通りと同じ名の通りがあるのは、日本の田舎町に銀座通りや新宿通りがあるのと一緒だ。そして同じ発想で名付けられたのが「ハリウッドモータース」。なんでここにハリウッド?しかもマリリン・モンローをあしらった名刺がいよいよ怪しい。

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 でもここにあるものは、全て本物だった。いやはや、個人的趣味でコーフンして申し訳ない。しかも個人的趣味でニューヨークとカンケーない写真ばかりアップして興味のない人には申し訳ない、と先に謝っておく。

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 70年前に終わったあの戦争の時代、日本の農村から戦場へ送られた若者たちの多くは、自動車を見ることも稀なら、実際に運転したこともなく、ましてやエンジンの原理や構造を理解している者は整備兵としての訓練を受けた者以外にはいなかった。

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 ところがアメリカ兵のほうは、逆にほとんどの兵士がクルマの運転ができて、しかも当時のクルマは故障が多かったせいもあり、整備の経験者も多くガソリンエンジンの性質もよく理解していたという。

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 あの戦争は物量の差で負けたとよく言われるが、単純化されたそんな話に騙されてはいけない。悔しいが、思想や精神はともかく、日本人は「物量」ではなく「機械文明」の差で負けたのだ。それがもっとも象徴されたのがクルマの世界だ。

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 特に戦争が終わってからの三十年間程の間は、アメリカのクルマ文化は爛熟期を迎えた。そして生まれたのが名車の数々。現在の「アメ車」が、妙にヨーロッパの影響を受けて、つまらないものになってしまっているのに対し、当時のアメ車はマリリン・モンローのような存在感を放っている。

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 当時の貧しい日本人はそれを戦後の日本車のデザインにミニチュア化し憧れつづけた。しかし、アメリカ人の良い意味でのおバカさ加減丸出しだが、とても魅惑的な女優がスクリーンから消えたように、ムダにグラマーで生活感のないアメ車は今はない。

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 写真はここに会った車の中では一番の「新車」。
シボレー・エルカミーノ1987年モデル。
「ボディーガード」
でケビン・コスナーが乗っていたアレだ。


# by masami_ws | 2015-07-23 21:04 | ニューヨーク・ニューヨーク

極私的ニューヨークレポート②「ラーメン1杯でHow Much?」

 いきなりの食べ物ネタだが、8Av.46St.RowHotel3月にオープンしたフードコート「City kitchen」に行ってきた。狙いは、このところNYではすっかり人気の定着したラーメン、それも名店一風堂の流れを汲む「黒帯」という店が出店しているということで行ってみたのだ。


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 150席という触れ込みの割にはそう座席が無いので、ラーメンのような立ち食いの難しいものを食べるには先に席をキープをしておくのが無難。店内にはハンバーガー、ステーキ、ロブスター、ドーナツ、スイーツなど色々なブースが出ているが、中でも異色はラーメン「黒帯」。



 日本では夏休みが始まったばかりなので、NY全体にも日本人が少ない中で、意外にも日本人ばかりか東洋系の客は殆どいない中、ラーメン店の客足はと見ると、並ぶとか混雑とは言い難いが、まずまずの回転状態だった。

メニューは豚骨スープの「白」12$、クラシック?(焦がしニンニク風味)「黒」13$、味玉トッピング2$、チャーシュートッピング7$。注文時、アフロアメリカンのお兄さんが一瞬日本語を話すものの、実はフェイク!細かい注文は英語でしなくてはならない。

結局「黒」一つに味玉乗せ、ボトルウォーター2$をつけて17$、それに税金が乗って18.50$。しかも注文時にカウンターで支払い時にやたら愛想のいいさっきのお兄さんから、食べてもいないのにサービス(チップ)の記入を要求されるので、気の弱い日本人としては18%くらい乗せて22$。ええっ?ラーメン一杯が2600円以上?うーむ×300回なのだ。

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さて、肝心の味は?という前に、丼が問題。まるで図形を描くように目の前で蓋に「黒」と漢字を描くのもご愛敬。手っ取り早く言うと、厚紙に発泡プラスチックをコーティングした、最近の日本のカップラーメンで多いちょっと大きめの容器のようなアレだ。レンゲもぺらぺらのプラスチック。うーむ、この金額でいかに美味くてもこの容器はないだろ、と思うのはしかし日本人だけだ。

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食べて立ち去るスタイルのフードコートで、日本のように立派な丼や皿、金属製のスプーンやフォークを出したら、世界のスタンダードではどうなるか。おそらく、料理を出した端から、全ての容器を持ち去られて店の営業は繁盛すればするほど立ち行かなくなる。フードコートで本物の丼を使えという感覚は笑い殺されるほど甘いのだ。



さて、ということで食べたラーメンの味は…こればかりは好みの問題なのでノーコメントとさせてもらうが、10年ほど前までニューヨークで食べることが出来たビーフコンソメ的味付けのアメリカ流ラーメンとは全く違う本物のラーメンであることだけは保証する。ただし、この金額を出してでも食べるかは、価値観の問題だろう。

ちなみに筋向いの人気ハンバーガー店SHAKE SHACKは、相変わらずの行列。開店当時に入ったことがあるが、日本に出たらどう見てもモスバーガーの強敵とは到底言い難いあの程度の味にこれだけ並ぶアメリカ人の味覚からすると、何が当たるかは話題性や立地のほうが重要なのかもしれない。

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最後に、前にも書いた至言

「ニューヨークには食べ物は三つしかない、不味くて安いもの、美味くて高いもの、不味くて高いもの」(c津波「Forza」オーナーシェフ)

はたして、このラーメンはどこに入るのだろうか。コメントは避ける。


# by masami_ws | 2015-07-21 10:49 | ニューヨーク・ニューヨーク

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